IP電話への移行進む…NTT東西の固定電話3000万件割れ

2012/11/26 06:30

固定電話総務省は2012年11月21日、四半期ごとに報告している「電気通信サービスの加入契約等の状況」における2012年9月末までのデータを公開した。それによるとNTT東日本・NTT西日本(以下「NTT東西」)における固定電話の契約数(ISDNを含む)は2990万3000件となり、3000万件を下回ったことが明らかになった。一方、いわゆるIP(インターネット・プロトコル)電話の契約数は漸増中で2982万7000件となり、3000万件に近づく勢いを見せている(【発表リリース】)。

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今回発表されたデータによれば、加入電話とISDNの加入契約数の合計(NTT東西以外にCATVによる電話や「直収電話」も含む)は3432万8000件で、前年同期比で8.9%のマイナス。NTT東西に限っても2990万3000件・前年同期比8.9%のマイナスとなり、漸減を継続している。

↑ 加入電話・ISDN契約数(NTT東西限定)(万加入)(横軸右端は期間の区切りが異なることに注意)
↑ 加入電話・ISDN契約数(NTT東西限定)(万加入)(横軸右端は期間の区切りが異なることに注意)

一方IP電話の利用数は漸増を継続。2012年9月末時点で2982万7000件となり、前年同期比で10.3%のプラスを示している。

↑ 加入電話+ISDN全体(加入数)と、IP電話(利用数)推移(万)(横軸右端は期間の区切りが異なることに注意)
↑ 加入電話+ISDN全体(加入数)と、IP電話(利用数)推移(万)(横軸右端は期間の区切りが異なることに注意)

「加入電話+ISDN全体(加入数)」「IP電話(利用数)」の合計も漸減しており、各世帯内での非モバイル系電話の整理統合が進む一方で、電話をモバイル系のみに集約している世帯が漸増していることがうかがえる。そして同時に固定電話からIP電話への移行が進んでいることも確認できる。このペースでいけば数年のうちに、両者の数が逆転することになるだろう。


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