小学生8時間半強、中学生は…? 小中学生の睡眠時間をグラフ化してみる

2012/11/06 06:50

睡眠2012年10月29日に掲載した【小中学生が学校給食で好きなメニューをグラフ化してみる】で説明している通り、日本スポーツ振興センター調査の【平成22年度児童生徒の食生活実態調査】をベースとして、小中学生の食生活などの日常生活に関して、気になる点をピックアップし、確認作業を進めている。今回は【小中学生の平均起床時間、午前6時半】【小学生午後10時前、中学生午後11時前後…小中学生の平日就寝時間をグラフ化してみる】に続き、「睡眠時間」についてまとめることにする。

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調査方法や調査対象母集団など、調査要件に関する詳しい内容は、「小中学生が学校給食で好きなメニューをグラフ化してみる」を参照してほしい。

先の記事にある通り、小中学生の起床時間は大体午前6時半、睡眠時間は小学生が午後10時前・中学生が午後11時前後という結果が出ている。自ずから就寝時間が予想できるが、今件はその就寝時間についてである。

今調査結果では、小学生は8時間半-9時間、中学生では7時間-7時間半が、平日における睡眠時間の最多回答項目となった。

↑ 平日の睡眠時間(小学生)
↑ 平日の睡眠時間(小学生)

↑ 平日の睡眠時間(中学生)
↑ 平日の睡眠時間(中学生)

小学生は8時間半-9時間をボリュームゾーンとし、その隣接区分も高い値を示しており、比較的集中してばらつきが無い。一方中学生は7時間-7時間半が最多回答項目だが、ほぼ同じ値が7時間半-8時間でも確認でき、回答率のばらつきも小学生よりは大きい。これは中学生になると生活習慣の個人差が拡大し、睡眠時間も多種多様になることを意味している。

中学生は小学生と比べると「睡眠時間が極端に短い時間帯」の回答率が高めなのが目に留まる。睡眠時間を削ってでもやりたいこと、しなければならないことが多いのだろう。また中学生3年生なら多分に、受験勉強による睡眠時間の短縮が考えられる(今調査では学年別の回答値は示されておらず、この推論の検証はできないのが残念)。

また、男女それぞれ学校別の値を比べたのが次のグラフ。小学生と比べて中学生が、ほぼ1時間分右側(夜更かし)にずれているのが分かる。さらに上でも触れているが、男女それぞれ中学生は小学生と比べて「山」の形がなだらかになり、睡眠時間が分散しているのが確認できる。

↑ 平日の就寝時間(男子差異)
↑ 平日の就寝時間(男子差異)

↑ 平日の就寝時間(女子差異)
↑ 平日の就寝時間(女子差異)

ちなみに概算ではあるが、平均睡眠時間を算出した結果が次のグラフ。小学生は男女の差異はほとんどないが、中学生になると小学生よりも男女の差が出ている。いずれにしても女子の方がやや睡眠時間が短い傾向にある。

↑ 概算睡眠時間
↑ 概算睡眠時間

無論これはあくまでも小学生・中学生それぞれ全体の平均でしかない。小学生でも1年生と6年生、中学生でも1年生と3年生では身体的な意味での適切な睡眠時間があるし、前述のように中学3年生は受験勉強関連で睡眠時間を削らねばならない事情もある。そして当然個人個人の体質をはじめとした各種事情で、適切な睡眠時間が存在する。

あくまでも今件は「平均値」として留め、個々の事情にあった睡眠時間を取ってほしいものである。

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