小学生午後10時前、中学生午後11時前後…小中学生の平日就寝時間をグラフ化してみる

2012/11/05 06:40

2012年10月29日に掲載した記事【小中学生が学校給食で好きなメニューをグラフ化してみる】でも解説している通り、日本スポーツ振興センター調査が公開している調査結果【平成22年度児童生徒の食生活実態調査】の内容をベースに、小中学生の日常生活をさまざまな視点から眺め精査を進めている。今回は【小中学生の平均起床時間、午前6時半】に続き、「起床時間」についてまとめることにする。

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調査要件は先行する記事「小中学生が学校給食で好きなメニューをグラフ化してみる」で解説している。詳しくはそちらで確認してほしい。

「あまり夜更かしすると明日起きられませんよ」とは、夜遅くまで起きている子供に向けた、母親の常とう句的なお叱りの言葉。一般的に子供は大人よりも長い睡眠時間を必要とするため、大人と同じように遅くまで起きていると、翌日が辛くなる。遊びに夢中になり夜更かしすると、しつけとして、このようなお小言をいただくことになりかねない。一方、小中学生の保護者としても、該当する子供が居ない世帯としても、昨今の小中学生の就寝時間は気になるに違いない

今調査結果では、小学生は午後9時半過ぎ-10時、中学生は午後10時半過ぎ-11時が、平日における就寝時間の最多回答項目となった。

↑ 平日の就寝時間(小学生)
↑ 平日の就寝時間(小学生)

↑ 平日の就時間(中学生)
↑ 平日の就床時間(中学生)

中学生は小学生と比べ、最多回答項目よりさらに夜更かしする人たちの割合が多くなる傾向にある。ちなみに平均値を試算したところ、小学生は男子午後9時54分・女子午後9時56分、中学生は男午後10時58分・女子午後11時05分となり、わずか数分ではあるが小中学生とも女子の方が夜更かしとの結果が出た。また小中学生間では1時間ほど就寝時間の差が確認できる。

今件は「平日」であり、学校に登校している日であることが前提となるが、それでも深夜ゼロ時以降に就寝する子供がわずかだが存在する。通学距離の関係か、あるいは試験勉強で深夜まで起きているのか、それとも単に遊んでいる(外で、ではなく例えば携帯電話やゲームなどを用いて、室内で)のかもしれない。

一方で午後8時半以前に寝る小中学生も1%前後見受けられる。こちらも登校の事情が多分にあるものと思われる(翌日が朝早いため、早めに寝る必要がある)。あるいは健康法の一種か、翌日早起きをして勉強や朝トレを習慣づけているのだろうか。

また、男女それぞれ学校別の値を比べたのが次のグラフ。小学生と比べて中学生が、ほぼ1時間分右側(夜更かし)にずれているのが分かる。さらに上でも触れているが、最多回答項目から右側への回答率の低下が、小学生と比べて中学生はなだらかになっている。

↑ 平日の就寝時間(男子差異)
↑ 平日の就寝時間(男子差異)

↑ 平日の就寝時間(女子差異)
↑ 平日の就寝時間(女子差異)

なお今件項目は起床時間と連結した形での回答ではないため、同じ就寝時間でも起床時間が異なれば、当然睡眠時間は違ってくることを書き記しておく(もっとも、平均値で概算すれば、起床時間は小中学生でほぼ同じ・就寝時間は1時間ほど異なるので、平均的な中学生の睡眠時間は小学生より1時間ほど短いことになる)。睡眠時間については別個精査を行うが、ともあれ「小の平日における平均的な就寝時間は午後10時前、中学生は午後11時前後」として覚えておけば良いだろう。

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