米3大ソーシャルメディアの利用状況をグラフ化してみる

2012/09/21 07:00

ソーシャルメディアアメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年9月13日、アメリカにおけるソーシャルメディアと画像・動画との関わり合いに関する調査報告書【Photos and Videos as Social Currency Online】を発表した。今回はその中から、アメリカでは3大ソーシャルメディアに該当するFacebook、Linkedln、Twitterの利用性向を確認していくことにする。調査期間が2012年8月のため、ほぼ最新の動向が確認できよう。

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今調査は2012年8月2日から5日にアメリカ合衆国内に住む18歳以上の男女に対し、電話による対話(英語)でのインタビューで行われたもので、有効回答数は1005人。固定電話は600人、携帯電話は405人(うち196人は固定電話無し)。回答値に対し国勢調査の結果に基づいたウェイトバックが行われている。なお今報告書では写真や映像などの素材作成者を「創作者(クリエイター)」、単に他の素材をコピーして再掲載・共有する人のことを「管理者(キュレイター)」と呼んでいる。

先日別記事でも取り上げたが、Pinterest、Instagram、Tumblrのような画像・映像を中心にクリップボード的に集積していく「画像系ソーシャルメディア」は大きな進展を遂げている。今現在はまだ利用者は少数なものの、スマートフォンの普及と共にさらなる伸びが期待できる。

↑ ソーシャルメディアの利用状況(インターネット利用者限定)
↑ ソーシャルメディアの利用状況(インターネット利用者限定) (再録)

それでは先行する大手ソーシャルメディアの利用性向はどのような状況なのか。それを確認したのが次のグラフ。やはりFacebookの利用率は断トツで、全体で2/3、若年層に限れば8割を超える。

↑ ソーシャルメディアの利用状況(インターネット利用者限定)
↑ ソーシャルメディアの利用状況(インターネット利用者限定)

【非営利団体による21のソーシャルメディア活用法】などで触れているが、LinkedinはFacebookなどよりビジネス的な色合いが強く、仕事重視のソーシャルネットワークという感がある。Facebookと比べて世代間の差異が小さく、世帯年収別では明らかに高年収ほど・学歴別では高学歴ほど利用性向が高まるのも「仕事で使える・役に立つ」度合いが大きいのが原因。

他方Twitterは他のソーシャルメディアと比べれば利用性向は全体的に小さいものの、各属性間での差異があまりない。シンプルな構造ゆえに、難しさから成るハードルが低いため、気軽に使えるのが普及を後押ししているものと考えられる。

かつてはウェブサイトからブログへ、ブログからソーシャルメディアへと、よりシンプルで利用ハードルが低く、他人との意思疎通がしやすいスタイル・サービスを提供する「仕組み」へトレンドは移り変わってきた。今件元レポートで指摘しているように、今後は画像・映像を中心としたソーシャルメディアにその「ウェーブ」が移り行くことになるのか。動向を見守りたいところだ。

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