子供のデジタルゲーム、どうやって手に入れる?

2012/09/04 12:10

アマゾンでの購入東京工芸大学は2012年8月27日、親と子のゲームに関する調査結果を発表した。それによると小中学生の子供が居る30-49歳のデジタルゲーム体験者から成る調査母体においては、回答者が子供の時にゲームを入手する方法としてもっとも多くの人が挙げたのは「おこづかいやお年玉を使って(買った)」だった。6割近い人がこの方法でゲームを手に入れていたと答えている。一方、回答者の子供においては「誕生日などのプレゼントとして」が最多回答項目で8割近い値を示している。昔と今を比べると、プレゼントとしてゲームをもらうパターンが増えているのに対し、友人や知人との貸し借りで(一時的に)手に入れる事例が少なくなっている動きが確認できる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は「子供の頃にデジタル系ゲームで遊んだ経験がある」「現在もデジタル系ゲームで遊んでいる」「小中学生の子供がいる30-49歳の男女」にあてはまる人に対し、モバイル端末を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は30代・40代で均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

デジタルゲームで遊ぶためにはソフトが必要になる。そのソフトをどこから手に入れるのか、というのが今回のテーマ。回答者(大人)が子供の時(昔)の方法と、回答者の子供(今)の方法をそれぞれ聞いた結果が次のグラフ。昔は「おこづかいやお年玉を使って自分で買った」が最多回答項目で57.0%、今は「誕生日などのプレゼントとしてもらった」が79.8%で最多項目となっている。

↑ 昔の回答者(子供時代)と今の「回答者の子供」における、子供のゲームの入手方法(今の「回答者の子供」はゲームで遊んでいる場合限定)
↑ 昔の回答者(子供時代)と今の「回答者の子供」における、子供のゲームの入手方法(今の「回答者の子供」はゲームで遊んでいる場合限定)

第3位の「親におねだり」は昔も今も変わらないが、第1位と第2位が入れ替わっているところがポイント。昔は子供自身がお金を貯めてソフトを手にしてた事例が多かったが、昨今では大人側からのプレゼントの選択肢の一つとしてゲームが主流となっているのが分かる。あるいはゲームそのものの社会的認知度が高まり、親もプレゼントとして購入することを許容するようになったのだろうか(今件回答者=「今」の保護者、つまりプレゼントする側が、ゲームプレイヤーでそれなりにゲームへの理解があることを考えれば、納得できる)。

気になる点を二つ挙げると、一つは「友人・知人との貸し借り」が大きな減少を見せていること。保護者の知らないところで貸し借りをしている可能性もあるが(自宅にゲームソフトを持ち帰ることを考えれば、想定は難しい)、子供同士の横のつながりが減った証かもしれない。

もう一つは「ネットなどの無料配布」。モバイル系端末、あるいはネット対応のゲーム機などにおけるダウンロード系ソフトが、それなりに普及しはじめているようすがうかがえる。



インターネットによる情報の検索や、お試しプレイが出来る試供版のネット展開など、昔と比べればゲームソフトの入手で「ハズレ」を引くリスクは随分と低くなった。それでもまだ、高い金額を支払って手に入れたソフトの内容に、頭を抱える事例は数多く存在する。ましてや財力に欠ける子供にとっては、非常に大きな問題となる。

入手方法がどのようなものであるにせよ、末永く遊び倒し、金額以上の楽しみを体感できるような一品を選びたい・選ばせたいものだ。


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