子供が居るゲーム世代、今遊んでいるのはモバイル機のカジュアルゲーム

2012/08/30 12:10

モバイルでゲーム東京工芸大学は2012年8月27日、親と子のゲームに関する調査結果を発表した。それによると小中学生の子供が居る30-49歳のゲーム体験者から成る調査母体においては、モバイル端末(一般携帯電話、スマートフォン)でカジュアルゲームを良く遊んでいる人は5割近くに達していることが分かった。据え置き型ゲーム機ではWiiが4割近くともっとも多い。ゲームセンターのゲームではメダルもの、プライズものに熱中しているようすがうかがえる(【発表リリース、PDF】)。

スポンサードリンク


今調査は「子供の頃にデジタル系ゲームで遊んだ経験がある」「現在もデジタル系ゲームで遊んでいる」「小中学生の子供がいる30-49歳の男女」にあてはまる人に対し、モバイル端末を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は30代・40代で均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

今調査母体は条件がいくつか設定されているが、要は「小さな子供を持つデジタルゲーム世代」。今回はそれらの人を対象に、「”今”どのゲーム機、ジャンルで遊んでいるのか」を尋ねている。機種・ハードとゲームのジャンルが混在しているが、一般から見た「ゲーム」の区分としてはあながち間違いではない。

↑ 現在よく遊んでいるゲーム(複数回答)
↑ 現在よく遊んでいるゲーム(複数回答)

子供が居て回答者もそれなりに働き盛り、まとまった時間も取りにくい立場の人も多く、パソコンのゲームで遊ぶ人は少ない。短い時間で完結できる、機動力に長けたゲーム(機)に人気が集まっているのが分かる(今件は「”よく”遊ぶ」であることに注意)。

携帯ゲーム専用機ではDS系がもっとも多い。3DSもすでに15%の人が「よく遊ぶ対象機」として挙げている。しかしそれよりもモバイル端末を使ったカジュアルゲーム(合間時間に遊べる、パズルやタイピングゲーム、シンプルなルールのゲーム)が大いに遊ばれているのが分かる。モバイル経由のソーシャルゲームも、ほぼ5人に1人が熱中していると答えている。

据え置き型ゲーム機ではWiiが圧倒的。今調査母体が「小中学生の子供が居る男女」であることから、親子で楽しむ端末としてWiiを調達し、家族団らんツールとして楽しんでいるようすが容易に想像できる。

興味深いのはゲームセンターでのゲームの種類。「メダル」「プライズ」など昔ながらのゲームに人気があり、「音楽・リズム」「体感」などは5%前後しかない。気軽にプレーできる、何らかのリターンがあることがポイント。

これを男女別に見たのが次のグラフ。

↑ 現在よく遊んでいるゲーム(複数回答)(男女別)
↑ 現在よく遊んでいるゲーム(複数回答)(男女別)

男性は据え置き型ゲーム機やプレイステーションポータブルで女性を大きく上回っている。時間をかけて没頭するタイプのゲームに注力するようすがうかがえる。一方女性はDS、モバイル端末でのカジュアルゲームで、男性をはるかに上回る回答率を示している。すきま時間におけるゲームへの需要が高いようだ。さらにゲームセンターのゲームでは、プライズものと音楽・リズムで男性を上回る値なのも注目に値する。



今件は調査母体の条件から見るに、「それなりにゲームに精通している」人が対象となっている。そのような立場の人において、よく遊ぶのは「家族みんなでWii」「携帯ゲーム機はDS系」「ゲーセンではメダルとプライズもの」「携帯電話でカジュアル、ソーシャルゲーム」と、世間一般でよくイメージされる「ゲームで遊ぶ大人」のスタイルをほぼ踏襲した結果が出ているのが興味深い。

特にモバイル端末の値と、各ゲーム専門機の値との関係には留意すべきといえよう。


■関連記事:
【ジェスチャー認識タイプのゲーム、女性は男性以上に好印象】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー