節約目的でネットで価格比較、家電や宿、旅行が人気

2012/08/20 06:40

比較サイトで比較中オリックス生命保険は2012年8月7日、節約生活などに関する調査結果を発表した。それによると調査母体において、節約目的でインターネットを使って、商品やサービスの価格・内容を比較したことがあるものの最上位には「家電」がついた。6割以上の人が経験ありと答えている。次いで「宿」「旅行」「ファッション用品」と続く。男女別では概して女性の方が高い値を示しており、特に「ファッション用品」「化粧品」で大きな差異が確認できる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2012年7月13日から17日にかけて20-49歳の男女に対して携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は20代・30代・40代でほぼ均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

先に【電気代、外食費、ファッション…日頃から節約しているもの】で記しているように、今調査母体で普段から節約しているものの最上位には「電気代」がついている。次いで「外食費」「衣類・ファッション費」の順。

↑ 日頃、出費を抑えるために節約しているもの(複数回答、上位10項目)
↑ 日頃、出費を抑えるために節約しているもの(複数回答、上位10項目)(再録)

それでは節約の手法として今では誰もが一度ならず経験している、インターネットを用いて購入候補そのもの・あるいは類似他種の商品・サービスの比較をした対象としては、どのようなものが挙げられるだろうか。例えばDVDソフトやゲームなど、エンタメ色の強い商品なら「これが欲しい」と特定品を求めているのであり、それ以外は対象外となる。しかし扇風機を購入しようとする場合、一品買い以外は「値段」「サイズ」「静穏性」「機能(タイマーなど)」「消費電力」「使用感(購入者の感想)」など、多種多様な項目を比較して、より自分の要望にあったものを選ぶことになる。その際、インターネットを用いて比較すると、自分の望みを素早く具象化することが可能になる。

今件では「インターネットを使って、価格や内容を比較し、購入の参考にしたことがあるもの」を聞いているが、最上位についたのは「家電」だった。61.8%の人が経験ありと答えている。

↑ インターネットを利用して、商品・サービスの価格や内容を比較したことがあるもの(複数回答)
↑ インターネットを利用して、商品・サービスの価格や内容を比較したことがあるもの(複数回答)

家電でも最近は一品買いされうる商品も出てきたが(例えばお米でパンを創れる某パン製作器)、多くは「このジャンルで一番自分の要望にあったものが欲しい」との選び方をして購入する。さらに上記に挙げた「一品買い」となりうる商品でも、販売店によって価格、特典が異なる場合も多い(特典周りはエンタメ色の強い一点買い商品で多々ある)。同じ商品・サービスならいかに安く、どれだけ自分の要望に応え、高い満足度を得ることができるか。気軽に比較できるインターネットを利用するのは、当然の話といえる。

特に家電や宿、旅行など上位項目は、主要販売サイトで類似他種の価格比較ができるだけでなく、価格比較を売りの一つとするポータル・専用サイトも存在する。単価が比較的高めなこともあり、多くの人が利用するのもうなづける。

これを男女別に見ると、全般的には女性の方が比較傾向が強い。

↑ インターネットを利用して、商品・サービスの価格や内容を比較したことがあるもの(複数回答)(男女別)
↑ インターネットを利用して、商品・サービスの価格や内容を比較したことがあるもの(複数回答)(男女別)

「家電」「ゲーム」など男性の購入頻度が高い(家電は世帯向けとして購入する場合も多いが、購入の最終決定は世帯主が行うのが一般的)商品は利用経験も男性の方が高いものの、その他の項目では女性の値が高い。単に購入頻度が高いだけでなく、同じ質なら少しでも安いものを選ぼうとする、節約意識の高さも多分に反映されているものと思われる。もちろん「ファッション用品」「化粧品」など、購入そのものの頻度の高さが大きく反映されている商品もある。



「一円でも安く」は消費者サイドとしては当然の願望だが、たとえまったく同じ商品でもアフターケアなどの点で「安物買いの銭失い」に陥るリスクもある。「類似商品」の中から最安値の商品を買う場合は、そのリスクはさらに高まる。一番安い、お得なものを選んで買ったのに、長い目で見たら割高だったという経験をした人も多いはず。

価格はあくまでも商品選択の際の参考値の一つに過ぎない。価格「だけ」に振り回されることなく、一歩引いた視点で本当の「お得な商品・サービス」を選びたいものだ。


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