【更新】FOMCやECBでの発表内容が失望売りを誘う形に…海外投資家、6週連続の売り超し(12/08/09)

2012/08/10 06:30

東京証券取引所は2012年8月9日、2012年7月30日から8月3日(8月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆1584億8208万1000円なのに対し、買い総額は3兆0935億1968万2000円となり、差し引き649億6239万9000円の売り超しとなった。これは先週から続いて6週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人は買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※東証三市場の合計値であることに注意)。

スポンサードリンク


7月30日から8月3日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……3423億1524万2000円/4348億1697万7000円(925億0173万5000円買超)
・個人……8552億3534万7000円/8572億8556万5000円(20億5021万8000円買超)
・外国人……3兆1584億8208万1000円/3兆0935億1968万2000円(649億6239万9000円売超)
・証券会社……980億5823万0000円/994億7215万1000円(14億1392万1000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

7月2日-7月6日……414億2026万2000円売超
7月9日-7月13日……1204億3872万5000円売超
7月17日-7月20日……364億3259万1000円売超
7月23日-7月27日……402億4700万7000円売超
7月30日-8月3日……649億6239万9000円売超

今回該当週は円高が一段落したことやチャート的には先週の最安値が底値と判断できるような動きを示していた流れもあり、FOMCやECBでの発表内容が期待されていたものの、市場が想定した内容は出てこず、失望売りを誘う形となった。日経平均株価のチャート的には陽線を示した日が多いが、株価そのものは上昇エネルギーに欠け、もみ合いに終始している(3日金曜日は特にECB周りで失望売りも出ている)。また、大手電機銘柄が巨額の赤字を計上し、これもまた市場感を冷やす形となる。

国内大手企業が次々に四半期単位での決算発表を行っているが、誰もが名を知る超が付くほど大手企業で、巨額の赤字決算が相次ぎ、新聞やテレビをにぎわす日々が続いている。投資家のマインドもこれでは上がりにくい。国外環境はもちろん国内環境でも頭を抱える状況が続いているのだから、ある程度は仕方ない話なのだが。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー