ドコモは夏モデルが堅調…SBMが純増数でトップに(2012年7月末携帯電話契約数動向)

2012/08/08 06:35

電気通信事業者協会(TCA)は2012年8月7日、2012年7月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年7月末時点の携帯電話の契約数は主要3社合計で1億2619万4300件となった。これは前月比で0.3%のプラスになる。イー・アクセスでは月次データを2011年12月分から非開示としているため、同社のデータは無い。また、純増数ではソフトバンクモバイルが22万1700件の増加で、主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2012年7月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話3社全体……1億2619万4300件
・事業者別
 NTTドコモ……6054万6800件(+15万1100)
 au(KDDIなど)……3572万3600件(+4万8500)
 ソフトバンクモバイル……2992万3900件(+22万1700)
 イー・アクセス……(非開示)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

前回月はPS Vitaの契約周りの反動で大きく数を減らしたNTTドコモだが、今回月は夏モデルの展開が順調なことに加え、家族セット割をはじめとする各種割引サービスが増加を後押ししている。【ドコモのデータ公開ページ】によれば、Xi(クロッシィ)の7月単月での契約純増数は101万7900件となり、6月の40万件近くから大幅に増加。同時にFOMAの契約数が86万6800件の純減を示しており、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が進んでいることをうかがわせる。

ソフトバンクモバイルは先月から続き、純増数トップ。引き続きiPhone 4Sや「新しいiPad」のセールが堅調なのに加え、新型のスマートフォンの展開もポジティブな結果が出ている。他方KDDIはiPhone 4Sの展開に加え、各種サービスも契約数増加に貢献しているものの、cdmaOneなどのサービスを7月22日付で終了させたため(【KDDIのデータ公開ページ】ではゼロとなっている)、この影響が出ている。またTCA上では非公開だが、MNP(ナンバーポータビリティ)はドコモが転出超過、ソフトバンクモバイルとau(KDDI)は転入超過状態にあり、ドコモ利用者がソフトバンクモバイルとauに流れている動きが確認できる。

今回計測月も先月に続き、スマートフォンの新型機による展開が、各社の新規契約数に大きな影響を与えることとなった。元々フィーチャーフォンメインの時代で絶対的シェアを誇っていたドコモですら、昨今はスマートフォンの伸びが全体値の上昇を支えている状況である。

今回月のKDDIによるcdmaOneなどのサービス終了のように、各社とも新世代に向けたシフトチェンジの動きが見受けられる。今後しばらくはこの流れが続くことだろう。一方で先月も言及した、アマゾン社の電子書籍リーダー(にもなるタブレット機)「キンドル」の動向も気になるところだ。


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