パソコン使いの小学生、低学年はゲームなど、高学年は調べものやウェブサーフィン

2012/07/30 06:40

パソコン博報堂DYメディアパートナーズは2012年7月25日、小学生のメディア行動に関する調査報告書を発表した。それによると小学生の子供が居る世帯から成る調査母体の中で、パソコンを使っている小学生においては、主にウェブサイトの閲覧や勉強の調べもののツールとして使っていることが分かった。もっとも世代と共に利用スタイルは大きく変化し、低学年ではゲームがメインだが、高学年になるとウェブサイトの閲覧や各種調べものが利用用途として多数を占めるようになる動きがみられる(【発表リリース】)。

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今調査は2012年2月17日から21日にかけて、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に住む、小学生の子供がいる保護者を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。子供の男女比は1対1。子供の学年構成比は1・2年生、3・4年生、5・6年生で均等割り当て。子供向けの設問の場合、「保護者同伴の元で、保護者のサポートを受けながら子供が回答する」方式をとっていることに注意する必要がある。

先に【小学生の自宅でのパソコン利用率は約8割、そのうち3割は「小学に上がる前から使い始めた」】で伝えたように、今調査母体の小学生においては、8割強がパソコンを使っている。

↑ パソコンの利用状況
↑ パソコンの利用状況(再録)

この「パソコンを使う小学生」に、具体的にはどのような使い方をしているのか尋ねた結果が、今回注目する項目。全体としては「ウェブサイトの視聴」がもっとも多く56.9%。次いでほぼ横並びで「勉強の調べもの」「ゲーム」「趣味や娯楽の調べもの」「動画視聴」が続く。

↑ パソコンの利用内容(利用者限定)
↑ パソコンの利用内容(利用者限定)

意外に思う人がいるかもしれないが、「動画視聴」がかなり高い値を示している。一方、音楽視聴やメールなどはごく少数派。前者はデータの取得方法が分からない・出来ない、後者は小学生の社会的行動範囲内では、まだメールを使う必要性が無いからだと思われる(仮にネットゲームやSNSでデジタル上の「意志疎通」の必要性が生じても、その領域でやり取りすればよく、わざわざメールを別途使う必要はない)。

これを学年区分で再整理すると、小学生という学校区分の中でも、学年と共にパソコンとの付き合い方が大きく変化するようすがうかがえる。

↑ パソコンの利用内容(利用者限定)(学年区分別)
↑ パソコンの利用内容(利用者限定)(学年区分別)

低学年では断トツで「ゲーム」。そして「ウェブサイトの閲覧」「動画視聴」が続く。低学年の時点で「動画視聴」がパソコン利用の内容トップ3に入っているあたり、驚きに値する。

これが中学年・高学年になるに従い、少しずつゲームの利用率は減り、「サイト視聴」「調べもの」「動画視聴」が増えてくる。ゲーム専用機もどきだったパソコンも、学年が上がり使いこなしていく・利用方法を覚えるに連れ、多種多様な役割を果たす「多目的マシン」としての立ち位置を得るわけだ。

見方を変えると今結果から、小学生でも多くのパソコン利用者が「ウェブサイトを閲覧する」以外に「検索をそれなり以上に使いこなし」「動画ポータルサイトで動画を視聴」していることがつかみ取れる。色々と思い当たる節がある人もいるのではないだろうか。

ちなみに今件は「保護者同伴の元で、保護者のサポートを受けながら子供が回答」していることに注意。あるいはもう少し動画視聴やゲームなど、エンタメ系の値は高いのが実態なのかもしれない。


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