小学生の自宅でのパソコン利用率は約8割、そのうち3割は「小学に上がる前から使い始めた」

2012/07/29 12:00

パソコン博報堂DYメディアパートナーズは2012年7月25日、小学生のメディア行動に関する調査報告書を発表した。それによると小学生の子供が居る世帯から成る調査母体においては、その小学生がパソコンを使っている割合は約8割に達することが分かった。その利用者のうち3割強は、小学校に入学する前から使っていると答えている(【発表リリース】)。

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今調査は2012年2月17日から21日にかけて、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に住む、小学生の子供がいる保護者を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600人。子供の男女比は1対1。子供の学年構成比は1・2年生、3・4年生、5・6年生で均等割り当て。子供向けの設問の場合、「保護者同伴の元で、保護者のサポートを受けながら子供が回答する」方式をとっていることに注意する必要がある。

まずは小学生のパソコン利用状況を尋ねた結果が次のグラフ。今件は元々インターネット経由での調査のため、「パソコンを有する世帯」という前提での結果となる。【パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(2012年分データ反映版)】によれば、今件調査母体にほぼ該当する、世帯主が30-59歳の二人以上世帯におけるパソコン普及率は89.9%なので、もし世間一般的な値が必要の場合、大体0.9掛けをすれば良い(世帯内にパソコンが無ければ、原則的にその世帯でパソコンは使えない)。

↑ パソコンの利用状況
↑ パソコンの利用状況

全体では80.9%(の小学生)がパソコンを利用している。男女とも低学年ほど利用の有無そのものや利用頻度は低く、学年が上がるに連れて利用率・利用頻度共に上昇していく。特に5-6年生の女子の利用頻度には目を見張るものがあり、該当年齢層の3割が、毎日利用していると回答した。

見方を変えると、小学1-2年生では3割強がパソコン未利用、しかし小学5-6年になると未利用者は1割を切る。元々世帯にパソコンがあるというアドバンテージを有しているとはいえ、その利用率の高さは留意しておくに値する。

また、これら利用者が「いつ使い始めたのか」については、3割強が「小学校入学前」との答えが出ている。「小学校一年生」の19.4%と合わせると、過半数が「小学校一年の終わりの時点ではすでに」ということになる。

↑ パソコン開始時期(利用者限定)
↑ パソコン開始時期(利用者限定)

【パソコンの使い始めは平均3歳半…!? アメリカの幼児におけるデジタルアイテムの使い始め時期などをグラフ化してみる】によればアメリカの世帯において、子供がパソコン使用をはじめた平均年齢は3歳半・5-8歳時点では9割が使った経験あり(ちなみに小学一年生は6-7歳)、という結果が出ている。今件調査結果からは、まだこのアメリカでの水準には達していないものの、日本でも少しずつ、確実に幼少時からデジタル系アイテム、インターネットに触れる機会が増え、デジタルネイティブ世代が育まれ、数を増やしていると見ることができよう。

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