正規雇用者66.2%、失業中は8.1%…米雇用状況推移をグラフ化してみる

2012/07/29 06:50

雇用アメリカの調査機関【ギャラップ社】は日々新しい調査結果・研究分析レポートを公開しているが、それと共に社会情勢を把握できる複数の項目について定点観測的な調査を行い数字化、日々・週単位で指標として公開している(ギャラップ・デイリー、ウィークリー)。今回はその中から、就労状況について見ていくことにする。

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今調査は毎日ギャラップ社が18歳以上の在米者に対して電話インタビューで行った結果で、季節調整や国勢調査結果によるウェイトバッグは行われていない。また、週単位の結果は直近一か月の平均値を示している。その平均値の算出の際に用いられる値は約3万人分。

グラフ中の用語のうち、「正規雇用」は週30時間以上働いている人を指す。一方「不完全就労」は「フルタイムで働きたいが、パートで就労中」「自分の能力を十分発揮できる職についていない」「失業中」のいずれか。「失業中」は週1時間も働いていない、しかし働く能力はあり、仕事を探している人(「不完全就労者」中に「失業者」も含まれる)。

↑ 米雇用状況推移(週ベース)(2010年-、ギャラップ社の聞き取り調査)
↑ 米雇用状況推移(週ベース)(2010年-、ギャラップ社の聞き取り調査)

2010年以降のデータしか公開されていないが、これを見るとほんのわずかずつではあるものの、正規雇用者が増え、失業者や不完全雇用者が減っているのが分かる。また、「失業者」は「不完全就労者」に含まれるので、直近で大体16%強(18歳以上)は「正規雇用」「不完全雇用」のいずれでもない人(お年寄り、就職活動をあきらめてしまった人、療養などで職に就いていない人など)が該当することになる。

米商務省の統計データでは無く、あくまでもギャラップ社の調査結果でしかないが、「正規雇用の値上昇」「不完全雇用の値減少」は、素直に状況の改善と見て良いだろう。ただし賃金・就労条件の中身までは、今調査では把握できないことも合わせて記しておく。

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