熱中症による搬送者数、1週間で5467人に・前週比で2倍以上

2012/07/25 06:45

総務省消防庁は2012年7月24日、同年7月16日-22日の一週間における、熱中症搬送人数が5467人(速報値)であることを発表した。これは前週7月8日-15日の2622人と比較して2倍以上の多さとなり、今年最多人数を記録している(【発表リリース、PDF】)。

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↑ 熱中症による救急搬送状況(週単位・速報値・2012年・人)
↑ 熱中症による救急搬送状況(週単位・速報値・2012年・人)

↑ 熱中症による救急搬送状況(2012年7月16日-7月22日)
↑ 熱中症による救急搬送状況(2012年7月16日-7月22日)

先日【厚生労働省、熱中症の情報公知強化へ】【2012年6月の熱中症での病院搬送者、1837人に】でもお伝えしたように、今年は昨年と同等、あるいはそれ以上に電力需給を起因とする熱中症の発症が懸念されており、啓蒙活動や対策が活発化している。6月はまだ昨年と比べて平均気温が低く、具体的搬送者数も少なかったものの、7月には各地で相次いで梅雨明けし、気温も上昇。それに伴い熱中症で病院に運ばれる人も急増している。なお、今年計測を開始した5月28日以降の熱中症による救急搬送者数は1万1116人で、そのうち半数近くが直近の7月16日-7月22日でカウントされたことになる。

また、搬送者の約半数は満65歳以上の高齢者で占められている。これは通常の熱中症における比率と大きな変化はないものの(4-5割ほど)、注意を要することに違いはない。

該当週における都道府県別の搬送者数上位は次の通り。

↑ 熱中症による救急搬送状況(2012年7月16日-7月22日)(搬送人数上位都道府県、人)
↑ 熱中症による救急搬送状況(2012年7月16日-7月22日)(搬送人数上位都道府県、人)

各都道府県の居住者数そのものの違いもあるが、【平成24年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)(気象庁)】にもある通り四国-関東甲信・北陸では7月17日-18日にかけて梅雨明けし、これと共に厳しい暑さが到来。これが各地域における熱中症搬送者数が急増する要因となったと考えられる。

各学校が夏季休業期間に突入し、自宅やその近所で過ごす時間が増えてくる。節電周りもあり、子供の熱中症の増加が懸念される。自分自身はもちろん、周囲にも十分留意を心掛けてほしい。

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