【更新】FOMCと日銀の決定は市場に失望感を…海外投資家、2週連続の売り超し(12/07/12)

2012/07/12 19:30

東京証券取引所は2012年7月12日、2012年7月2日から7月6日(7月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆5792億8729万2000円なのに対し、買い総額は2兆5630億7923万1000円となり、差し引き162億0806万1000円の売り超しとなった。これは先週から続いて2週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※東証三市場の合計値であることに注意)。

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7月2日から7月6日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……3667億4515万5000円/4304億9734万5000円(637億5219万0000円買超)
・個人……1兆0100億9662万4000円/9686億7636万2000円(414億2026万2000円売超)
・外国人……2兆5792億8729万2000円/2兆5630億7923万1000円(162億0806万1000円売超)
・証券会社……1072億9044万0000円/1002億5560万8000円(50億3483万2000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

6月4日-8日……2171億万2594円3000売超
6月11日-15日……450億1100万4000円買超
6月18日-22日……553億2203万0000円買超
6月25日-6月29日……106億7219万4000円売超
7月2日-7月6日……414億2026万2000円売超

今回該当週は欧州中央銀行の利下げは行われたものの、市場が期待した規模のものとはほど遠く、これが失望売りを呼ぶことになり、概して市場の雰囲気は軟調なまま推移した。日経平均株価はそれでも数日は持ちこたえたが、7月4日の場中の値を天井に売り込まれ、チャート的にもネガティブな方向に転じることとなってしまう。

次回計測週、つまり現在進行週ではFOMCと日銀決定会合の結果を受けての市場展開となったが、期待された追加緩和策は事実上無きに等しく、市場の期待も大きな失望へと変わる結果となった。日米ともに市場は下落し、追記の金融緩和策を求める声は強まりを見せている。景気の減速・後退感が強まっているのも大きな要因。円高も強まる姿勢を見せ、食料価格もアメリカの不作をトリガーに値上がりの動きが確認されている。新興国の一部で見え始めた利下げの動きに、いつ日米が呼応することになるのか。適切な判断が求められるところではある。

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