携帯電話保有者の55%が携帯経由でネットにアクセス…米携帯電話経由ネット利用率をグラフ化してみる

2012/07/08 12:00

モバイルインターネットアメリカの調査機関【Pew Research Center】は2012年6月26日、アメリカの携帯電話経由でのインターネットアクセスに関する報告書【Cell Internet Use 2012】を公開した。今回はその中から「携帯電話でのインターネット利用率の推移」について見ていくことにする。

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今調査は2012年3月15日から4月3日にかけてアメリカ在住の18歳以上の男女に対して、RDD方式で選択された番号への電話による英語・スペイン語での口述調査で行われたもので、有効回答数は2254人。固定電話による回答者は1351人、携帯電話は903人(410人は固定電話無し)。インターネット利用者は1803人。結果には国勢調査によるウェイトバックがかけられている。

他調査の結果では18歳以上のアメリカ在住者のうち88%が携帯電話(スマートフォン含む、以下同)を所有している。その携帯電話保有者のうち、55%がブラウザアクセスによるものか、電子メールの利用でインターネットを利用している。逆算すると18歳以上の49%が「携帯経由でネットにアクセスしている」ことになる。

↑ 自分の携帯電話(スマートフォン含む)でインターネットにアクセスするか電子メールを利用している人(携帯電話保有者限定)じ
↑ 自分の携帯電話(スマートフォン含む)でインターネットにアクセスするか電子メールを利用している人(携帯電話保有者限定)

Pew Research Centerでは今件項目を2009年春から計測しはじめたが、それ以降確実に「モバイルインターネット」利用者が増えているのが分かる。電子メール利用率の上昇率がブラウザなどより鈍いのは、ソーシャルメディアなど電子メール以外の手法で意志疎通を行っているからだろう。

詳細なデータは公開されていないが、原文ではこの上昇傾向について「スマートフォンの普及が大きく貢献している」「今やスマートフォンの普及率は半数程度に達したが、その利用者の9割はスマートフォン経由でオンラインを堪能している」とし、スマートフォンの普及が「携帯インターネット」利用率に大きく貢献したと説明している。

「スマートフォンで9割」という値が出ている以上、今後も「携帯電話でネットアクセス」率は漸増していく。それと共に携帯電話の社会的立ち位置、インターネットそのものの存在意義や利用形式も少しずつ、確実に変化していくものと思われる。


■関連記事:
【米スマートフォン保有率の属性別保有率と伸び具合をグラフ化してみる】

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