主婦の節電ターゲットは「エアコン」「照明」「テレビ」

2012/07/02 06:35

ワットモニターパルシステム生活協同組合連合会は2012年6月26日、主婦の節電と暑さ対策に関する調査結果を発表した。それによると20-59歳の既婚女性から成る調査母体においては、今夏に節電をしたいと考えている人は96.9%に達していることが分かった。そして具体的に節電したい電気機器の最上位には「エアコン」がついている。次いで「照明」「テレビ」「保温便座」と続いているが、昨年の節電実態と比べると「照明」「テレビ」の項目で差異が大きく、これらの電気機器では昨夏の節電行動で満足できなかった人が多いことがうかがえる(【発表リリース(PDF)】)。

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今調査は2012年6月5日から11日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、20代から50代の既婚女性を対象としている。有効回答数は1000人、世代構成比は20-50代の10歳区切りで均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

先に【主婦層の今夏節電意欲96.9%、自然風の取り入れや電気製品の使い方に注目】で示した通り、今調査母体では9割強の人が昨夏に節電を実施、今年の夏も節電を行いたいと考えている。

↑ 昨夏家庭で節電をしたか/今夏家庭で節電したいか
↑ 昨夏家庭で節電をしたか/今夏家庭で節電したいか(再録)

そこで「昨夏家庭で節電した人」「今夏家庭で節電したい人」それぞれに、どのような電気機器で節電をしたか・したいかを尋ねた結果が次のグラフ。元資料にはそれぞれ10位まで掲載されているため、双方を合わせた結果「空き」の項目が生じてしまっているが、ご了承願いたい。

↑ 昨夏節電対象とした/今夏節電対象としたい電気機器(それぞれ節電した・したい人限定)(個々の上位10位から抽出して再構築)(空欄は11位以降)
↑ 昨夏節電対象とした/今夏節電対象としたい電気機器(それぞれ節電した・したい人限定)(個々の上位10位から抽出して再構築)(空欄は11位以降)

昨夏節電対象として最も多くの人が挙げたのは「エアコン」。電力を多く使う電気製品の筆頭に挙げられていたこともあり、多くの人が利用を控え、あるいは代替機器(例えば扇風機、自然風の取り入れ、すだれなとの導入)を用いたことは記憶に新しい。次いで「照明」、やや値は下がって「テレビ」「保温便座」「扇風機」と続く。

一方今年節電対象としたい最上位は「照明」。次いで「エアコン」「テレビ」と続いている。昨年上位10位になかった「パソコン」「ドライヤー」が入っているあたり、節電対象としたい電気機器の範囲が広がっていることがうかがえる。

冒頭でも触れたが「昨夏節電した」と「今夏節電したい」との差異を見るに「エアコン」「保温便座」「扇風機など」はほとんど変わりがないのに対し、「照明」「テレビ」(、順位は下がるが「冷蔵庫」「炊飯器」も)の差異が大きく出ており、今年節電対象としたい人の方が増えている。これは多分に「去年はあまり気にせず使っていたけど、今年は……」などのように、去年の反省を踏まえての動きであると思われる。




タップスイッチ電気製品の節電としては、「使わない」のが一番単純明快。コンセントを抜いて押し入れにでもしまってしまえば、消費電力はゼロになる。

しかし利用回数が少ない、他の用品で十分代替が可能などならそれでもいいが、実際には必要不可欠なものも多い。例えば利用していない時はこまめにスイッチを切る、専用アダプタを用いてコンセントを抜いた状態にして待機電力の消耗を避けるなど、ちょっとした知恵を使って手間をかけることで、節電をすることは誰にでもできる。

昨夏でも繰り返し伝えた話だが、無理をすることなく「賢い節電」を心掛けてほしいものである。


■関連記事:
【「家庭での節電計画を分かりやすく・スマートに」を考えてみる】
【待機電力の実態をグラフ化してみる】

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