主婦層の今夏節電意欲96.9%、自然風の取り入れや電気製品の使い方に注目

2012/07/01 12:10

節電パルシステム生活協同組合連合会は2012年6月26日、主婦の節電と暑さ対策に関する調査結果を発表した。それによると20-59歳の既婚女性から成る調査母体においては、今夏に節電をしたいと考えている人は96.9%に達していることが分かった。具体的な項目としては「窓を開け、自然の風を取り入れる」がもっとも多く、7割を超えている(【発表リリース(PDF)】)。

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今調査は2012年6月5日から11日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、20代から50代の既婚女性を対象としている。有効回答数は1000人、世代構成比は20-50代の10歳区切りで均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

家庭・家計を預かる主婦にとっては、「暑い夏をいかに快適に過ごすか」という課題が毎年頭を悩ませる。昨年以降は節電という要素がこれまで以上に大きくのしかかり、難儀させられる状況にある。

昨年節電をしたと回答した人は94.0%、今年は96.9%となり、ほぼすべての人が意識的に節電をしている・する意欲があることからも分かるように、電力需給事情はそれなりに浸透しているように見える。

↑ 昨夏家庭で節電をしたか/今夏家庭で節電したいか
↑ 昨夏家庭で節電をしたか/今夏家庭で節電したいか

今年の節電意識の方がやや高い値を示しているが、「昔のことを振り返る際に『あれでは節電ですらない』『やり方が甘かった』と厳しく判断する」「昨年は電力使用制限令の範囲が東京・東北電力管轄のみ、今年は数字目標付き節電要請地区がさらに広範囲に広がっている」など複数の要因の影響が考えられるものの、この程度の値ならば誤差の範囲と見た方が良いと思われる。

具体的な「実施したい節電方法」の最上位には窓開けなどによる「自然の涼しさ」を取り入れるとの回答が7割を超えていた。

↑ 今夏家庭で行いたい節電対象(今年節電をしたい人が対象)
↑ 今夏家庭で行いたい節電対象(今年節電をしたい人が対象)

ほぼ同率で「電気製品の使い方の工夫」が付き、そしてそれに「未使用電気製品のコンセント抜き」(待機電力対策)が続く。

上位項目を見渡すと「その都度行う行為」が上位につき、「LEDなどへの置換を実施する」「すだれ・よしずを設置する」など、一度実施すれば後は半ば放置で節電効果が期待できるものはそれほど値が高くない。これらの項目は昨夏のうちにすでに果たしているものと思われる。

一方、「昨夏節電を実施」「今年も節電をする」の条件にあてはまる人に、行いたい節電対策を聞き、今年の方が5ポイント以上高い項目をまとめたのが次のグラフ(昨年と今年、双方節電をした・したい人に限られているので、直上のグラフとは値が違うことに注意)。

↑ 昨夏家庭での節電対象・今夏家庭で行いたい節電対象(去年して、今年もしたい人93.4%が対象)(今年の値が5ポイント以上高い項目のみ)
↑ 昨夏家庭での節電対象・今夏家庭で行いたい節電対象(去年して、今年もしたい人93.4%が対象)(今年の値が5ポイント以上高い項目のみ)

「電気製品の使い方」「電力消費ピーク時の使用差し控え」など、直接的な電気製品の使用スタイルに強い関心・意欲が見受けられる。実際に行う・行えるか否かは当人の意欲・意思の強弱次第だが、志の強さはうかがい知れる。

実際に節電対象としたい家電製品の最上位には照明機器、ほぼ同率でエアコンが並んでいる。

↑ 今年の夏に家庭での節電対象としたい電気製品(複数回答、今夏家庭で節電をしたい人対象)(上位5位のみ)
↑ 今年の夏に家庭での節電対象としたい電気製品(複数回答、今夏家庭で節電をしたい人対象)(上位5位のみ)

照明は季節を問わず、そしてエアコンは夏に大活躍する電気機器だけに、目に留まりやすく、必然的に節電対象として挙げられやすい。上手な使い方をすれば、多分に節電効果も期待できる点も大きい。

【関電管轄に15%節電「要請」…今夏電力需給対策発表】【今夏節電対策の政府改定案などなど】などにもある通り、2012年7月2日からは東京・東北・沖縄電力管轄「外」で節電要請期間が始まる。無理をせず賢い節電を願いたいものだ。


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