友達とのコミュニケーション、必要なのは「時間」

2012/06/24 12:00

コミュニケーション連合は2012年6月11日、人と人とのつながりに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち友達とのコミュニケーションをあまり・全くとっていない人においては、その理由として「仕事が忙しく、時間が取れない」とする意見がもっとも多いことが分かった。次いで「お互いの行動・活動の時間が合わない」が続いている。友達との間におけるコミュニケーションの充足には、まず時間を設けることが重要なのがうかがえる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2012年4月1日から4日にかけて携帯電話経由のインターネットリサーチ方式によって行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は20代から50代まで10歳区切りで均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

先に【SNS上の人とのコミュニケーション頻度、全体では近所づきあいより下、だが…】で触れた通り、いわゆる「友人」とのコミュニケーションの取り具合としては、積極派が7割、消極派が3割近くという結果が出ている。

↑ どの程度コミュニケーションを取っているか(身内以外)
↑ どの程度コミュニケーションを取っているか(身内以外)(再録)

そこで「友人」とのコミュニケーションをあまり・全く取っていない人に、その理由を聞いた結果が次のグラフ。最上位回答には「仕事が忙しく、時間が合わない」が過半数の値でついている。

↑ 友人とのコミュニケーションをとっていない・とれていない理由(複数回答、「あまり/全くとっていない」人限定)
↑ 友人とのコミュニケーションをとっていない・とれていない理由(複数回答、「あまり/全くとっていない」人限定)

10ポイントほど下がるが、第二位の理由としては「お互いの行動・活動の時間が合わない」がついている。もっとも調査母体は20代-50代であること、職場の上司や同僚がいる人はそれぞれ94.1%・93.8%であるところを見ると、ほとんどの人が就業しているのが分かる。よって第一位と第二位の回答は、合わせて「仕事で時間を割く、合わせることが難しい」と見なすことができる。これは「友人との付き合い、意思疎通をしたいが、仕事が忙しくて疎遠になってしまう……」と、友人との付き合いそのものには乗る気であることを意味している。

一方第三位以降は、友人どの付き合いそのもの、あるいはコミュニケーションを取ることに懐疑的であることをうかがわせる回答が続く。友人関係をドライに考えているのか、あるいは「知り合い」程度の緩やかな関係という認識とも考えられる。もっともそれらの回答率は高くて1割前後であり、あくまでも少数派。

リアルタイムでの、口頭によるコミュニケーションの場合は、双方ともに時間を取った上で同一時間帯に合わせる必要がある。しかし手紙などでのやり取りなら、相手の特定時間での拘束をしなくても済む。今はもっと便利な電子メールやSNSで、お気軽に意思疎通が可能(チャットは別。相手の時間を束縛してしまう)。便利な新ツールを使い、コミュニケーションを重ねることで友人との関係を維持良好化し、一日一日を豊かにしていくことをお勧めしたい。

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