「初恋は実らず」…初恋相手と結婚できたのは1%
2012/06/20 06:40


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今調査は2012年4月19日から24日にかけて携帯電話を用いたインターネット経由にて行われたもので、有効回答数は1000人分。男女比は1対1、世代構成比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。
今調査母体に対し「初恋の相手は誰だったか」を聞いたところ、大半の人は「同級生」と回答した。グラフ化は略するが平均初恋年齢は10.4%、初恋をした年齢で9割強は「中学3年までに」と答えている。

↑ 初恋の相手(択一)
3/4は同級生。中学生時分までは「上級生」「下級生」との接触機会はさほど無く、当然同級生と過ごす時が多くなる。初恋の相手に同級生が挙げられるのも当然といえる。また、回答率では「上級生」「学校の先生」が続いており、学校内での初恋体験が多いのも確認できる。
漫画やドラマの設定でありがちな「ご近所の年上の人」は1.9%、「職場の先輩」は1.5%。多いようで案外少ない。一方で「漫画やアニメの人物」「ネット上の交流相手」なども少数だが、居ないわけではない(誤差の範囲ではあるが、「スポーツ選手」よりも多いのにはやや驚き)。
初恋周りの話では「初恋は実らない」という説があるが、それを裏付ける(!?)のが次の結果。初恋相手との現在の関係を示したものだが、84.0%が「思い出の中の人でしかなく、どこで何をしているのかすら知らない」と回答している。

↑ 初恋相手との現在の関係
消息不明というほどではないが直接連絡の取り合いはせず、又聞きなどで近況を耳にすることがある程度の関係が9.1%。合わせると93.1%が「今では意思の疎通もできない関係」ということになる。以下、友人や元彼・元彼女などが続く。
「初恋が実って”いる”」という言葉に該当するポジションとしては、「現在の恋人」0.2%と「配偶者/婚約者」1.0%が該当する。もっとも「元カレ・元カノ」が存在する以上、「現在の恋人」な状態も安心はできない。「初恋が実る」という観点では、やはりゴールインした「配偶者/婚約者」のみをカウントすべきだろう。
少なくとも今調査母体に限れば、初恋が実って結婚できた割合は1%。「初恋は(ほとんど)成就しない」との言葉は、あながち間違いではなさそうだ。
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