【更新】為替はやや安定化…海外投資家、2週ぶりの売り超し(12/06/14)

2012/06/14 19:30

東京証券取引所は2012年6月14日、2012年6月4日から6月8日(6月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆7341億1660万3000円なのに対し、買い総額は3兆5169億9066万0000円となり、差し引き2171億2594万3000円の売り超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人も買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※東証三市場の合計値であることに注意)。

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6月4日から6月8日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4475億4797万7000円/6470億5019万900円(1995億0222万2000円買超)
・個人……8601億1401万3000円/8758億9506万7000円(157億8105万4000円買超)
・外国人……3兆7341億1660万3000円/3兆5169億9066万0000円(2171億2594万3000円売超)
・証券会社……929億0188万0000円/953億6656万4000円(24億6468万4000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

5月7日-11日……2074億3363万1000円売超
5月14日-18日……833億8667万8000円売超
5月21日-25日……303億9879万6000円売超
5月28日-6月1日……47億9570万6000円買超
6月4日-8日……2171億万2594円3000売超

今回該当週も前週に続き、ギリシャの政治的動乱に伴うヨーロッパ全体の債務問題が火をくすぶり続けており、同国の再選挙をにらみさまざまな動きが見られる中での一週間となった。ユーロがやや戻したのをはじめ、為替レートも幾分落ち着きを見せ、それに伴い株価も少しずつではあるが持ち直しを見せている。

このような状況下で前回週にわずかだが買い超しに回った外国人投資家は今回週では再び売り超しに。前回の「単なる偶然の産物の可能性もあるが」とした方が正解だった可能性が高い。

6月に入ってからは9日付でスペインの銀行の資本増強のために同国へ最大1000億ユーロの支援を行うことが合意されたが、その支援がどのルート(「欧州金融安定ファシリティー、EFSF」か「欧州安定メカニズム、ESM」か)で行われるかの決定がなされるまで、そしてタイミングがいつになるかにおいて、不確定要素は多く、それが市場の不安をかき立てる状況。

6月17日のギリシャ再選挙後の市場情勢がどのような動きを見せるのか、それ次第で自体が大きく動く可能性もあり、今から気になるところではある。

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