「小学生に携帯電話を持たせてる?」2割は「すでに」14強%は「小学生のうちに」

2012/06/13 12:10

子供と携帯英会話教室を運営するGABAは2012年5月28日、小学生の教育に関する保護者の意識調査結果を発表した。それによると小学生の子供を持つ調査母体においては、現時点で対象の子供に携帯電話を持たせている人は2割に達していることが分かった。全般的に子供の年齢が上がるほど、保有比率は高くなる。また「今は持っていないが、子供が小学生のうちに持たせたい」と考えている親も14%強に達している(【発表リリース】)。

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今調査は2012年4月27日から5月7日にかけて、携帯電話によるインターネットリサーチ方式で行われたもので、有効回答数は1000人分。小学一年生-小学六年生の子供を持つ30-59歳の男女(父親500人、母親500人)を対象としており、複数の子供がいる場合は末子について条件が合致した場合にのみ回答している。子供の性別・学年別区分は男女、及び各学年でほぼ均等割り当て。

小学生の子供に携帯電話を持たせるか否かについては、【「まだ早い」「進学したらOK」…小学生までの子供に「携帯ダメ」の親は3/4】【「小学高学年」「中学入学」「高校入学」がタイミング…子供の携帯電話保有開始時期をグラフ化してみる】など多種多様なレポートで検証が行われていることからも分かるように、保護者にとっては頭痛のタネとなる問題。費用はかかるし妙なサイトにアクセスしたり夢中になるなどのリスクが考えられる一方、安全確保や便宜性の観点では「持たせるべきだ」との判断もなされうる。

今調査結果では小学生の子供全体での携帯電話保有率は一般携帯電話19.7%、スマートフォン0.4%、計20.1%に達する。

↑ 子供に携帯電話を持たせているか
↑ 子供に携帯電話を持たせているか

世代別区分を見ると男女とも小学5-6年生にわずかながらスマートフォン持ちが確認できる。パソコンならともかくスマートフォンの親との共有は考えにくく、対象となる子供単独、あるいは兄弟姉妹との共有と思われる。数は少なくとも「スマートフォン持ち小学生が居る」という状況は、時代の流れを感じさせる。

全体では「保有済み」と「小学生のうちに持たせるつもり」を合わせて大体35%前後で収まっており、学年が上になるにつれて「持たせるつもり」が「持っている」に変わっていく形。

子供の男女別では、押し並べて男性よりも女性の方が高い。これは上記で説明した携帯電話保有の「便益」の点で、男性よりも女性の方が保護者としては心配になるという次第。高学年では男性が21.0%、女性は32.9%に及ぶ。

また「小学生までに持たせるつもり」の回答に随分と幅はあるが、実際に携帯電話を持つ子供の比率は一様に「低学年から高学年につれて上昇する」ことが分かる。男女共に「保有済み」と「小学生のうちに持たせるつもり」を足しても学年区分で一定にならないのは、保護者側思惑の変動が激しいからだろうか。

他方、切り口を変えると、ほぼ6割強の子供は、保護者から「小学生のうちは携帯電話を持つ必要は無い」との指示を受けているのが分かる。特に男性中学年以上は3/4に達する。保有のメリットよりデメリットの方が大きいとの判断を、保護者サイトがしたからに違いない。つまり少なくとも今調査母体では「小学生には携帯電話を持たせるのはまだ早い」と考えている保護者が、6-7割要るということだ。

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