オリジナルスイーツ、コンビニ常用者で月一以上の購入者は7割近く
2012/06/05 12:00


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今調査は2012年3月23日から4月6日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は9163人。男女比は55.6対44.4、世代構成比は10代0.5%・20代6.3%・30代21.0%・40代32.0%・50代23.2%・60歳以上17.0%。なお今件における「コンビニスイーツ」(「(コンビニの)PBスイーツ」と表現することもあり)とはナショナルブランド(複数企業店舗で購入できる一般企業の商品)では無く、各コンビニがオリジナルで制作しているデザートやスイーツ商品、つまりプライベートブランド(PB)を意味する。これにはお団子をはじめとした和菓子、バウムクーヘンなどの焼き菓子も含まれる。
今調査母体におけるコンビニの利用状況は次の通り。月一以上で買い物をする人は84.0%に達している。

↑ コンビニでの買い物頻度
そこでのこの84.0%に当たる「コンビニ常用者」に対し、「コンビニスイーツ」の購入頻度を尋ねた結果が次のグラフ。

↑ コンビニでのオリジナルスイーツ(PB。和菓子や焼き菓子も含む)の購入頻度(月1以上コンビニで買い物をする人限定)
週一以上で購入する人は16.6%、月一以上では44.5%。コンビニ常用者の半数近くは月一以上で「コンビニスイーツ」を手にする計算となる。
それでは属性別で「コンビニスイーツ」購入頻度には違いが出るのだろうか。男女・世代別と、コンビニそのものの利用頻度別に見たのが次のグラフ。週一以上で購入する人のみの数を表したものだが、傾向がよく分かる結果が出ている。

↑ コンビニでのオリジナルスイーツ(PB。和菓子や焼き菓子も含む)の購入頻度(コンビニ利用頻度別・週1以上の割合)(月1以上コンビニで買い物をする人限定)

↑ コンビニでのオリジナルスイーツ(PB。和菓子や焼き菓子も含む)の購入頻度(男女世代別・週1以上の割合)(月1以上コンビニで買い物をする人限定)

一方男女世代別では、20代-30代に限れば男性の方が多いが、40代以降は女性の方が多い。しかも男性はキレイな形で「歳を経るほど購入者が減る」のだが、女性は50代までほぼ同一値を維持する。細かいデータを見れば女性も頻度は少しずつ落ちては居るのだが、少なくとも男性のような明確な形では無い。女性陣のスイーツ好きが改めて理解できるというものだ。
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