【更新】ユーロ安が進展、1ユーロ100円を割り込む形に…海外投資家、6週連続の売り超し(12/05/31)

2012/06/01 19:30

東京証券取引所は2012年5月31日、2012年5月21日から5月25日(5月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆1180億4856万9000円なのに対し、買い総額は3兆0876億4977万3000円となり、差し引き303億9879万6000円の売り超しとなった。これは先週から続いて6週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人も買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※東証三市場の合計値であることに注意)。

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5月21日から5月25日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……3213億1806万0000円/4280億0107万7000円(1066億8301万7000円買超)
・個人……7469億6601万3000円/8250億5916万9000円(780億9315万6000円買超)
・外国人……3兆1180億4856万9000円/3兆0876億4977万3000円(303億9879万6000円売超)
・証券会社……814億4893万2000円/852億7266万7000円(38億2373万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

4月23日-27日……1242億2416万7000円売超
(ここまで東証一部上場のみ。以降は東証三市場合計)
5月1日-2日……483億2312万1000円売超
5月7日-11日……2074億3363万1000円売超
5月14日-18日……833億8667万8000円売超
5月21日-25日……303億9879万6000円売超

今回該当週も前週に続き、ギリシャの政治的動乱に伴うヨーロッパ全体の債務問題が再び火を吹きかねない状態が続いており、それに伴いユーロ安が進展。1ユーロ100円を割り込む形となった。これに伴いアメリカでも景気回復の足踏み、さらには後退感が懸念され、欧米市場は軟調のまま推移。必然的に東京市場も軟調のまま推移している。

売買動向も売り超し・買い超しのポジションがここ数週間ほど固定化されており、相場の雰囲気に変化が無い事を示している。現時点でもユーロ安の動きは止まらず、市場の安値感も継続中。まもなく到来する6月のSQが一つの転換点となればよいが、昨今の軟調動向はむしろ全般的な政治・経済動向が要因なだけに、定期的なイベントでの変化はあまり期待できそうにない。

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