【更新】ギリシャ自身のEUからの離脱に向けた動きも…海外投資家、5週連続の売り超し(12/05/24)

2012/05/24 19:30

東京証券取引所は2012年5月24日、2012年5月14日から5月18日(5月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆7373億6735万2000円なのに対し、買い総額は3兆6539億8067万4000円となり、差し引き833億8667万8000円の売り超しとなった。これは先週から続いて5週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人も買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※東証三市場の合計値であることに注意)。

スポンサードリンク


5月14日から5月18日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4192億2104万9000円/4737億9156万0000円(545億7051万1000円買超)
・個人……9149億6939万9000円/1兆0135億7509万8000円(986億0569万9000円買超)
・外国人……3兆7373億6735万2000円/3兆6539億8067万4000円(833億8667万8000円売超)
・証券会社……902億1271万6000円/986億4232万3000円(84億2960万7000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

4月16日-20日……345億7955万4000円売超
4月23日-27日……1242億2416万7000円売超
(ここまで東証一部上場のみ。以降は東証三市場合計)
5月1日-2日……483億2312万1000円売超
5月7日-11日……2074億3363万1000円売超
5月14日-18日……833億8667万8000円売超

今回該当週は前週に続き、ギリシャの政治的動乱が続き、債務問題、果てはギリシャ自身のEUからの離脱に向けた動きも合わせ、非常に不安定な状況を受けた相場展開となっている。株式市場そのものもリスク資産回避の動きから売り込みが進み、さらに為替もユーロ安・円高の流れを受けてさらに主力大型株が売られるというありさま。日経平均株価は8000円台半ばまでに達し、チャート的には直近一年間の最安値である8135円79銭を目指す値動きをしている。

国内要因も決してほめられたものではないが、以前と異なり国内要因と海外要因が手に手をとるように相場の上値を抑える圧力を強めている以上、しばらくは軟調な状態が続くことは容易に想像ができる。そして直上で「チャート云々」としたが、昨今の市場動向はチャートの概念を無視して(大抵においては下向きに)動くことが多い。いずれにせよ冷えた相場動向は、頭の痛い話に違いは無い。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー