多機能だから大活躍…多種多様な場所で大いに活用されるスマートフォン

2012/05/26 12:00

スマートフォンニールセンは2012年5月22日、日本のスマートフォンユーザーに関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちスマートフォンを所有利用している人は、他の一般携帯電話利用者と比べると、多くの場所・場面でその端末を利用する傾向があることが分かった。例えばテレビ視聴中ならスマートフォン55%に対し一般携帯電話は22%と、スマートフォン所有者は一般携帯電話所有者の大体2-3倍の割合で、各場面で利用している(【発表リリース、PDF】)。

スポンサードリンク


今調査は2012年3月に16歳から64歳の携帯電話所有者約1800人に対しインターネット経由で行われたもので、1100人程のスマートフォンユーザーと700人程の非スマートフォンユーザーから構成されている。その上で両属性の「携帯電話を利用する消費者」を代表するよう、年代・性別共に割り付けられている。

今調査母体では携帯電話全般の保有者95%の中では、約1/4がスマートフォン所有者。そこでスマートフォン所有者と「非スマートフォン」(一般携帯電話、いわゆるフィーチャーフォンなど)所有者を区分した上で、その端末を利用する場所・状況について当てはまるものすべてを答えてもらったのが次のグラフ。

↑ 利用機種別、アクセスする場所・状況
↑ 利用機種別、アクセスする場所・状況

まず最初に目に留まるのは、双方事例で「自宅」での利用率がもっとも高いこと。機動力の高さから出先で使われることの多い携帯電話だが、同時に自宅でも大いに活用されていることが分かる(無論これは屋外が各場所・場面で分散して選択肢に挙げられているのも一因)。

そしてそれとともに即時に把握できるのが、「スマートフォンが多種多様な場面で大いに活用されており、活用度は非スマートフォンの2-3倍くらいになる」という状況。先の「自宅」は1.5倍程度だか、「テレビ視聴時」では約2.5倍その他の項目も大体2倍前後の値を示している。

これは以前【高機能だから? 「今すぐ情報が欲しい」アクションはスマートフォンユーザーが上】でも示したように、スマートフォンが高機能のために「今すぐ-したい」という要望に容易に応えられる環境を提供しうるため。そしてそれに絡む形で【「テレビ観ながら操作」4割…米でのテレビとスマートフォン・タブレット機との「ながら視聴」の関係】にもある通り「ながら行動」の利用端末として、スマートフォンが適しているからに他ならない。【朝食とる時何してる? 家族と会話、それよりテレビ】でも1割強、20代は1/4近くもの人が、携帯電話・スマートフォンでネットにアクセスしながら朝食を食べていると回答ている。

↑ 朝食時に行っていること(複数回答)(上位陣のみ、世代別)
↑ 朝食時に行っていること(複数回答)(上位陣のみ、世代別)(再録)

元レポートではこれを受けて「マーケティング戦略を考える上で、マルチスクリーンでの視聴行動をとらえていくことがますます重要とな」ると結論付けている。数年前からメディアの多様化でも問題視、注目されてきた「ながら行動」が、今や関連事象を精査する上で欠かせない概念として認識されつつある。個々の行動の集中度の検証も合わせ、今まで以上の注視が求められよう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー