将来自分はがんになるか・「思う1/4」「思わない1/7」残りは「どちらともいえない」

2012/05/21 07:00

検診東京海上日動あんしん生命保険は2012年5月14日、「がん」に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、将来自分が「がん」になると考えている人は1/4程度であることが分かった。発症はしないと考えている人は1/7で、残りの約2/3は「どちらとも言えない」という回答に落ち着いていた。また「がん」が怖いと思う人は8-9割おり、多様なリスクに気をかけていることがうかがえる結果が出ている(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2012年1月21日から23日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1032人。男女比は1対1、年齢階層比は20代206人・30代412人・40代258人・50代156人。

【主要死因別に見た死亡率をグラフ化してみる(1899年以降版)】の通り他の病症の治療法が進んだこともあり、相対的に主要死因となりつつある「がん」。当然各人の周辺でも発症者の話を耳にする機会が増え、注目も集まるようになる。

しかし自分自身がり患するというイメージはさほど沸かないようで、「将来自分ががんになる」と考えている人は1/4程度しかいない。一方で「思わない」人も7.8%しかおらず、多くは「どらちともいえない」、表現を変えれば「良く分からない」「はっきりと判断できない」状態にあることが分かる。

↑ 自分は将来「がん」になると思うか
↑ 自分は将来「がん」になると思うか

全般的に男性よりも女性の方が肯定・否定を問わず確定意思が強く、女性の方が「良く分からない」派が多い。また、男性は「良く分からない」派にあまり差異はないものの、女性は歳を経るほど増加するのは興味深い動き。

自身が発症するか否かはつかみどころが無い人が多い「がん」。しかし「がん」が怖い病気であること、さまざまなトラブルの引き金となり、それが怖さに結びついていることは理解している人が多い。

↑ 「がん」は怖いか
↑ 「がん」は怖いか

↑ 「がん」で怖い事は何か(「がん」が怖いと思った人限定、複数回答)
↑ 「がん」で怖い事は何か(「がん」が怖いと思った人限定、複数回答)

男女による差異は「やや女性の方が、より多くの人が怖さを覚えている」、世代別では「若年層の方が怖いと思っている人が多い」のが分かる。また具体的には「死のリスク」「金銭問題」「治療時の痛み」「家族への迷惑」など、直接死の恐怖だけでなく、治るとしてもその過程でさまざまな障害があることを認識し、怖いと考えている。

上記で触れているように、「がん」が相対的にメジャーな病症となり、そのような状況を踏まえ、直接の治療だけでなく直接・間接的なサポートも公的・私的を問わず増えている。気になることがあれば、忌憚なく関連機関に問合せをすることをお勧めしたい。


■関連記事:
【がん検診の動向をグラフ化してみる(2010年分反映版)】

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