自家用乗用車の世帯当たり普及台数をグラフ化してみる(2011年分反映版)

2012/05/09 12:00

自動車当サイトには既存の記事に対する更新リクエストが届けられることがある。昨今のガソリン価格の動向に関連する形で、自動車回りの質問や更新のリクエストがじわじわと増えてきた。昨年頭に更新した、自家用乗用車の世帯当たり普及台数をグラフ化した記事もその一つで、調べてみるとすでに昨年8月の時点で最新版・2011年分が公開されていた。そこで今回はこの記事で2011年分を加え、各グラフを再構築することにした。

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今データは財団法人自動車検査登録情報協会が毎年3月末時点のを集計したもの(【自動車検査登録情報協会の「マイカーの世帯普及台数」】)。世帯数については、総務省が発表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」を参考にしている。収録されているデータは1975年-2011年のもの。

それでは早速、長期データをそのままグラフ化しよう。

自家用乗用車の世帯当たり普及台数 推移
↑ 自家用乗用車の世帯当たり普及台数 推移

1975年以降漸次自家用車数も世帯当たり普及台数も増加しているが、1990年前後で普及率のカーブがやや上向きになる。バブル時代の旺盛な出費傾向が後押ししたものと思われる。その後1996年にははじめて世帯当たり普及台数が1.00(言葉通り「一家に一台」)に。その後は景気後退局面もあり、保有台数・世帯当たり普及台数の伸びは鈍化していく。

自家用乗用車の世帯当たり普及台数 推移(2000年-)
↑ 自家用乗用車の世帯当たり普及台数 推移(2000年-)

注目すべきは2000年あたり以降から。保有台数・世帯当たり普及台数の伸びの鈍化は著しく、特に普及台数については2007年に初めて前年比マイナスを記録。直近の2011年においては総数がやや増加し、核家族化・一人暮らし世帯の増加(【核家族比率は幾分減ったが…? 種類別世帯数の推移をグラフ化してみる(2010年分反映版)】)による世帯数増加をしのぎ、結果として一世帯あたりの普及台数は(かろうじてだが)増加する結果となっている。

2011年においてはかろうじて世帯当たり普及台数は増加したものの、増加率はわずか0.001ポイントに過ぎず、誤差の範囲でしか無い。中期的な流れとして世帯内構成人数の減少に伴う自家用乗用車の需要は(主に都心部で)低下しており、今後も中期的に保有台数増加・世帯当たり普及台数の減少は続くものと思われる。

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