需要減退、増加要素が錯そうし、先が読みにくい状態に・2012年3月新設住宅戸数5.0%増

2012/04/29 06:45

国土交通省は2012年4月27日、2012年3月における新設住宅戸数のデータ(建築着工統計調査報告)を発表した。それによると2012年3月の新設住宅着工戸数は前年同月比で5.0%増の6万6597戸となり、先月から続いて2か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積も2月連続・3.1%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

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具体的な内訳は持家が2.3%と2か月ぶりの「減少」、貸家は7.8%の「増加」、分譲住宅は11.8%の「増加」。今回月では持ち家がマイナスに転じ、プラスを維持した項目も上げ幅を縮めており、失速感の香りがする。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2012年3月分まで)

グラフ掲載対象期間に限れば、東日本大地震・震災を起因として2011年3月以降は低迷、その後少しずつ戻しをうかがう雰囲気だった。ところが7月の急上昇で力尽きたかのごとく、8月はその反動のような失速ぶりを呈した。9月以降は少しずつ戻しているものの、引き続き前年同月比でマイナス値のまま推移している。今回月の2012年3月は昨年12月の落ち込みからの回復が継続し、ようやくプラス圏に抜けた状況の先月から流れが転じた(再び軟調?)雰囲気を持っており、やや気になる動きといえる。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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