【更新】パソコンを持つ母親の子供、平均利用開始年齢は6.7歳・小学生になると利用率急増

2012/04/08 12:10

子供とパソコンクロス・マーケティングは2012年4月4日、子供のパソコン利用に関する親の意識調査結果を発表した。それによるとパソコンを持ち、4-12歳の子供を持つ母親から成る調査母体においては、子供にパソコンを利用させている人は8割近くであることが分かった。小学校入学前の子供では半数以下だが、小学校にあがると利用割合は大きく上昇する。また、子供がパソコンを使い始めた年齢は平均6.7歳で、5-8歳までで6割近くに達している([発表リリース])。

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今調査は2012年2月25日から2月28日にかけて、全国のパソコンを持つ母親のうち4-12歳の子供を持つ人を対象に行ったもので、有効回答数は500人。子供の世代(4-6歳、小学校1-2年、3-4年、5-6年)で均等割り当て。なお【パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(2011年分データ反映版)】にもある通り、世帯主の年齢が60歳未満の世帯におけるパソコン保有率は8割前後に達している。親が持たず(小学生以下の)子供だけがパソコンを持参している事例は想定しにくいため、今件は「4歳-小学生の子供が居る、パソコンのある世帯の事例」と見ることができる。

子供との共用、あるいは親とは別個専用のパソコンによる利用を問わず、子供がパソコンを使っているか否かを(母親に)聞いた結果が次のグラフ。全体では3/4強が、頻度は問わないもののパソコンに触れている計算になる。

↑ 子供のパソコン利用頻度
↑ 子供のパソコン利用頻度

小学生未満の子供はまだ半数以上が未利用で、利用頻度もさほど高くない。小学生になると利用する割合は急上昇するため、親側でも「小学生になったらパソコンを使わせよう」と、小学校入学を区切りにしている人が多いものと思われる。小学校中学年・高学年になるにつれて利用率そのものだけでなく、利用頻度も上昇。小学校5-6年では3割近くが「毎日パソコンを使っている」と回答している。

「パソコンを使う」際は、誰の端末を利用しているのか。全体では9割強が「(家族)共有のパソコン」で、後は「共有のタブレット機」「(子供)専用のパソコン(PC)」「専用のタブレット機」がごく少数派。

↑ 子供が利用しているパソコンの種類・所有者(子供のパソコン利用者限定)
↑ 子供が利用しているパソコンの種類・所有者(子供のパソコン利用者限定)

興味深いのは、4-6歳にのみ「専用タブレット」を与えている世帯が確認できること、そしてむしろ子供の年齢が低い方が、子供専用の端末を利用させている比率が高いこと。アメリカの事例だが【70%…アメリカの子供へのタブレット機浸透ぶりを示す数字】【「クリスマスはiPadネ」米の子供達が年末年始に欲しい電子機器は?】などのような、「デジタル・ネイティブ」の話が思い起こされる(パソコンの場合は親のお古などをカスタマイズして与えたものだろう)。

最後に子供のパソコン利用開始年齢。「母親がパソコンを持つ子供ありの世帯」で、さらに「現時点で子供がパソコンを使っている人」限定という制約があるが、昨今の子供達のパソコンとの接触時期を知れる、良い材料には違いない。

↑ 子供のパソコン利用開始年齢(利用者限定)
↑ 子供のパソコン利用開始年齢(利用者限定)

中には「1歳」という目を疑う回答もあるが(恐らくはタブレット機を、アプリ稼働状態で触れせているものと思われる。そのような事例は海外でも多数動画などで紹介されている)、平均年齢は6.7歳。冒頭でも触れたが、5-8歳のボリュームゾーンで59.2%に達する。

似たような条件下におけるアメリカでの事例を【パソコンの使い始めは平均3歳半…!? アメリカの幼児におけるデジタルアイテムの使い始め時期などをグラフ化してみる】で紹介したが、「パソコン利用」は約3歳半という結果が出ている。

↑ 初めて使った平均年齢(利用経験者内平均)(か月)(アメリカ、0-8歳児)
↑ 初めて使った平均年齢(利用経験者内平均)(か月)(アメリカ、0-8歳児)(再録)

差は大体3年半。諸条件が異なるので一概に比較するのはややリスクが高いが、子供へのパソコン・インターネットへの注力ぶりや親のデジタル教育への姿勢の違いが分かる一例として、留意する位の価値はあるはずだ。

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