スマートフォンの出荷台数などをグラフ化してみる

2012/04/08 07:25

スマートフォン先日【ソフトバンクモバイルが純増数でトップに・2012年3月末時点の携帯電話契約総数は3社合計で1億2418万7600件-TCA発表】で直近の日本国内携帯電話の契約者数動向を記事にしたが、その際に「スマートフォンを各社共大いにプッシュ中」と言及した。確かに新機種の話となるとスマートフォンで持ち切り。それでは台数としてはどの程度スマートフォンや一般携帯電話(いわゆるフィーチャーフォン)は出荷・発売されているのだろうか。今回はそれを調べ、まとめてみることにした。

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色々とあたってみたところ、電子機器関連の業界団体である電子情報技術産業協会(JEITA)が毎月、【移動電話国内出荷台数実績】を発表していることが分かった。中身を見ると、移動電話全体・そのうち携帯電話全体と公衆用PHS、ワンセグ対応機は毎月、スマートフォンは3か月に一度のペース(2010年2Q(第2四半期)以降)で国内の出荷実績を発表している。そこで今回は、スマートフォンのデータが公開された2010年2Q以降の値についてまとめることにする。

まずは出荷台数の推移。一般携帯電話(+スマートフォンや公衆用PHSに該当しないものすべて)、スマートフォン、公衆PHSの3タイプに大別され、これらを合わせて移動電話全体の出荷台数が算出される。

↑ 移動電話国内出荷台数(四半期単位、万台、JEITA発表)
↑ 移動電話国内出荷台数(四半期単位、万台、JEITA発表)

一見しただけでも2011年に入ってからスマートフォンの出荷台数が急激に伸び、その分一般携帯電話が落ち込んでいるのが分かる。特にiPhon4 S周りで世間にこれまで以上にスマートフォンが注目を集めるようになった2011年3Q以降の勢いが著しい(【日本ではソフトバンク以外にauからも…「iPhone 4S」10月14日から発売】にもある通り、iPhone 4Sそのものは2011年4Qでの発売。前後して各社とも多彩な機種を発売している)。

スマートフォンの出荷台数の増加ぶりを、別の側面から眺めることにする。次のグラフは各期の移動電話国内出荷総数に占める、各種類別のシェアを表したもの。分かりやすいように、スマートフォンのシェアのみを抽出した折れ線も併記しておく。

↑ 移動電話国内出荷台数シェア(四半期単位、JEITA発表)
↑ 移動電話国内出荷台数シェア(四半期単位、JEITA発表)

↑ 日本国内の移動電話出荷出荷実績に占めるスマートフォン比率推移(各四半期単位)
↑ 日本国内の移動電話出荷出荷実績に占めるスマートフォン比率推移(各四半期単位)

2010年の後半期に一度大きな飛躍があり、2011年後半に再び大きくのびているようすが分かる。直近の2011年4Qでは、移動電話の出荷台数のうち43.1%がスマートフォン。携帯電話販売店に10台新製品があれば、そのうち4台強はスマートフォンという勘定になる。


今後日本のスマートフォンの普及率が、どれほどの勢いで上昇していくのか。今年はタブレット機の伸びも期待できるだけに、動向が気になるところだ。


2012.06.12.追記
【国内生産分に限っても過半数】で追記記事を挙げていますが、今件はあくまでも「国内生産分の」出荷台数です。電子機器関連の業界団体である電子情報技術産業協会(JEITA)に加入していない、iOS系・Samsung等海外生産品はカウントされていません。あらかじめご了承ください。

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