家庭用の体感型ゲームで遊んだことがある? 経験者は7割近く・圧倒的なWiiの多さ

2012/04/06 12:10

Wiiコントローラー東京工芸大学が2012年3月29日に発表した、ナチュラルユーザーインターフェース(人間の五感や人間が自然に行う動作を利用して機械を操作する方法)に関する調査結果「東京工芸大学、ナチュラルユーザーインターフェースに関する調査」を発表した。その公開内容によると、調査対象母集団において、WiiのリモコンやPS Move、Xbox360のKinectのような家庭用ゲーム機における体感型機器で遊んだことがある人は約2/3に達していることが分かった。機種別としてはWiiが圧倒的で、PS Move・Kinectが続く。世代別では若年層、子供の居る・居ない別では居る世帯の方が体験率が高い(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2012年2月15日-22日の間に、携帯電話を利用したインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は10代・20代・30代・40代で均等割り当て。

【Xbox360用の体感センサーシステム「キネクト」11月20日発売】で紹介したXbox360用の入力周辺機器Kinectやプレイステーション3用のPS Move、そしてWiiに標準装備されているWiiコントローラーのように、最新型家庭用据置ゲーム機では、ナチュラルユーザーインターフェースを有するコントローラーが使える環境が整備されている。


↑ USA TODAYによるKinect(キネクト)体験レポート。
↑ USA TODAYによるKinect(キネクト)体験レポート。

特にWiiの場合は「家族皆で遊ぶ」ことをコンセプトとしているため、コントローラーにナチュラルユーザーインターフェース機能が標準装備されており、任天堂をはじめ数多くのメーカーから、対応ソフトが発売されている(『Wii Sports Resort Wiiリモコンプラス パック』などが好例)。このような整備環境もあり、「家庭用ゲーム機における体感型機器」で遊んだことがあるか否かの問いでは、Wiiに対する回答率が圧倒的に高く、経験がある人は2/3近くに達している。

↑ 家庭用体感型ゲーム機器で遊んだことがあるか
↑ 家庭用体感型ゲーム機器で遊んだことがあるか

一方でPS MoveやKinectは経験者が6-7%程度しか無く、「一度も遊んだことが無い」人が圧倒的多数に及ぶ。少なくとも現状では世間一般的には「家庭用体感型ゲーム機器」といえば、Wiiを指しているということになりそうだ。

この状況を踏まえた上で、つまり「家庭用体感型ゲーム機器の経験」≒「Wiiでの体感型ゲーム機でのプレー」を頭に入れた上で、属性別の経験あり・なしを見ると、「なるほど」と納得感が得られる。

↑ 家庭用体感型ゲーム機器で遊んだことがあるか(いずれの機種でも可)
↑ 家庭用体感型ゲーム機器で遊んだことがあるか(いずれの機種でも可)

全体では67.4%。Wii単独で65.9%だから、少なからぬ人がWiiだけでなくPS MoveやKinectも共に遊んだ経験を持つ人がいることになる。とはいえ、大多数がWii経験者であることに違いは無い。また、世代別にみると若年層ほど経験者が多く、10代では9割に達している。

同居する子供が居る・居ない別では子供が居る世帯の方が、そして同じ子供同居世帯でも小学生-中学生の子供の方が、経験者は多い。数年前に任天堂から発表されたWiiのユーザー層推移(【Wiiは「家族で遊ぶハード」ではあるが……DSとの年齢階層の違い】)を見ても、小学生-中学生、そして30代後半-40代半ばの人(多分に小学生から中学生の子を持つ保護者の世代)が多く、それなりに納得させられるものがある。

家族でWiiリリースではこの傾向について「子供たち自身だけでなく、子供と同居している親も一緒に体感型ゲームをプレイしている様子がうかがえました」と説明している。体感型ゲーム機器プレイヤーの大半がWiiを対象としていること、そしてWiiが「家族皆で遊ぶゲーム機」を目指していることを思い返せば、この結果も納得できよう。

同時に(Wiiを筆頭にした)体感型ゲーム機器は、主に小中学生が楽しむもので、高校生になると(少なくとも親とは)遊ばなくなる可能性が高いことも示唆している。さすがに子供が高校生の世帯にもなると、親が一人で遊ぶのは少々難儀するし、家族のコミュニケーションツールとして遊ぶにも、高校生側が気恥ずかしさを覚えるのかもしれない。

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