インターネット電話利用者のうち1/3強はスマートフォン経由

2012/04/05 06:45

SKypeリサーチバンクは2012年3月28日、固定電話に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、2割強の人がSkypeなどのインターネット電話を利用していることが分かった。利用端末はパソコンがもっとも多く利用者全体の3/4強に達しているが、スマートフォン経由で使っている人も1/3ほど見受けられる(【発表リリース】)。

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今調査は2012年3月15日から22日にかけて、インターネット経由で20代から60代の男女に対して行われたもので、有効回答数は1699人。男女比は808対891、世代構成比は20代247人・30代508人・40代563人・50代310人・60代71人。

以前【20代の4割は「自宅に固定電話が無い」】で記したように、今調査母体では8割強が、何らかの形で固定電話を自宅に有している。

↑ 自宅で固定電話を導入しているか(60代は回答者少数のため参考値)
↑ 自宅で固定電話を導入しているか(60代は回答者少数のため参考値)(再録)

一方、固定電話でも携帯電話でも無い、他の人との「通話」(直接口頭ではなく、遠距離にいる相手とのリアルタイムな音声会話)手段としては「インターネット電話」がある。著名なところではSkypeやLINE、そして主要インスタントメッセンジャーの多くにも音声による意志疎通の仕組みが備わっている。相手も同じシステムを持っていなければ使えないのが弱点だが、使える分にはほぼ無料に近い低コストでの利用が可能なため、条件次第では大いに有効活用が可能となる(例えば連絡先が固定し、インターネットでのやり取りも多い、開発本部と下請け会社との意思疎通手段として用いる場合が考えられる)。

このインターネット電話を利用しているか否かを聞いた結果が次のグラフだが、デジタル系に強い、あるいは仕事場などでも用いる機会の多い男性の方が高めの値を出しているものの、大体2割強の人が使っていると答えている。

↑ パソコンや携帯電話などで使えるインターネット電話(Skype、LINEなど)を利用しているか
↑ パソコンや携帯電話などで使えるインターネット電話(Skype、LINEなど)を利用しているか

一つ目のグラフにある通り、全体に占める「IP電話」の利用率は2割強。それとほぼ同じ割合となる(ちなみに今件調査はインターネット経由によるものなので、世間一般全体と比べれば「インターネット電話の利用率」については当然高めの値が出る)。

それではそのインターネット電話は、どのような端末経由で使っているのか。使用者に複数回答で聞いた結果がこちら。パソコンが8割近くでトップに、次いでスマートフォン、一般携帯電話、タブレット端末の順となっている。

↑ インターネット電話(Skype、LINEなど)をどのような端末で使っているか(利用者限定、複数回答)
↑ インターネット電話(Skype、LINEなど)をどのような端末で使っているか(利用者限定、複数回答)

使いやすさを考えればパソコンの利用率が高いのは当然として、スマートフォンの利用率が4割近くいることにも注目したい。この4割については、パソコンよりはむしろモバイル端末メインのLINEによるところが大きいと考えられる。



↑ LINEのテレビCM(公式動画)。
↑ LINEのテレビCM(公式動画)。

スマートフォンも一応電話端末には違いない。その電話端末で電話回線では無くインターネット回線を使い、インターネット電話機能で通話をする。「スマートフォンでインターネット電話の利用」を少し詳細に文面化すると、実はかなりごちゃごちゃとした利用スタイルであるのが分かる。

インターネット電話は「一般電話に通話が出来ない、出来るものも料金お高めな場合が多い」「相手も環境を整えていないと使えない」「音質や操作環境周りで、一般電話に劣るものもある」などの短所もある。しかし利用条件によっては、これらの短所に目をつむっても、十分お釣りがくるほどの長所を得る場合も少なくない(先の「開発本部と下請け会社」の事例など)。

今後は今まで以上に使い訳という観点で、インターネット電話も多方面に使われていくことになるのだろう。

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