【更新】極端なユーロ安も是正される方向で為替市場は動きを見せる…海外投資家、13週ぶりの売り超し(12/03/29)

2012/03/29 19:30

東京証券取引所は2012年3月29日、2012年3月19日から3月23日(3月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆9668億2976万1000円なのに対し、買い総額は2兆6932億9835万5000円となり、差し引き2735億3140万6000円の売り超しとなった。これは先週から転じて13週ぶりの売り超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人は買い超しに転換、証券会社も買い超しに転じている([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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3月19日から3月23日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5780億1186万5000円/4032億1288万2000円(1747億9898万3000円売超)
・個人……8215億7580万7000円/1兆0323億3750万9000円(2107億6170万2000円買超)
・外国人……2兆9668億2976万1000円/2兆6932億9835万5000円(2735億3140万6000円売超)
・証券会社……760億4532万2000円/871億6727万0000円(111億2194万8000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

2月20日-24日……654億2726万1000円買超
2月27日-3月2日……1382億2091万1000円買超
3月5日-3月9日……390億6837万8000円買超
3月12日-3月16日……2750億7119万0000円買超
3月19日-3月23日……2735億3140万6000円売超

【国債・公債のデフォルト確率上位国をグラフ化してみる(2012年3月15日版)】にもある通り、ギリシャへの第二次支援策に絡む状況の混乱は山場を超え、CDSは発動扱いとなった。清算も無事に消化され、懸念されていた混乱が回避される方向で事態が進んでおり、極端なユーロ安も是正される方向で為替市場は動いている。それと共に円ドル相場もいくぶん円安ドル高に動きを見せ、輸出関連銘柄を中心に息を吹き返している。一方で、石油周りをはじめとした輸入品を扱う企業や市場では、状況の悪化を懸念する声が高まりを見せる。

日経平均株価は3月末の権利確定に向けて高値を維持しており、1万円台を底値としてじわじわと上昇を続けている。チャート的には綺麗な上昇機運にあるが、大きな材料が見当たらないだけに、ふとしたはずみで大きく上下にぶれる可能性も否定できない。とりあえずはゴールデンウィークまでこの堅調さが続くことを願いたいものだが。

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