【更新】ギリシャのCDSは発動扱いとなったが…海外投資家、12週連続の買い超し(12/03/23)

2012/03/23 19:30

東京証券取引所は2012年3月23日、2012年3月12日から3月16日(3月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆7270億9468万3000円なのに対し、買い総額は4兆0021億6587万3000円となり、差し引き2750億7119万0000円の買い超しとなった。これは先週から続いて12週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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3月12日から3月16日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7709億0863万9000円/5722億1385万1000円(1986億9478万8000円売超)
・個人……1兆3862億6510万5000円/1兆3012億7042万1000円(849億9468万4000円売超)
・外国人……3兆7270億9468万3000円/4兆0021億6587万3000円(2750億7119万0000円買超)
・証券会社……1132億6999万5000円/1113億5231万0000円(19億1768万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

2月13日-17日……2362億8199万3000円買超
2月20日-24日……654億2726万1000円買超
2月27日-3月2日……1382億2091万1000円買超
3月5日-3月9日……390億6837万8000円買超
3月12日-3月16日……2750億7119万0000円買超

【国債・公債のデフォルト確率上位国をグラフ化してみる(2012年3月15日版)】にもある通りギリシャへの第二次支援策に絡む状況の混乱は山場を超え、CDSは発動扱いとなった。清算も無事に消化され、懸念されていた混乱が回避される方向で事態が進んでおり([ユーロは1週間ぶり高値、ギリシャCDS清算入札が支援=NY市場(3/19、ロイター伝)])、少なくとも直近のハードルは無事にクリアされつつある。しかし経済状態そのものが安定化に向かう保証・道筋はどこにも無く、全体的に厳しい状況は続いている。

該当週の日経平均株価は3月14日に終値ベースで1万円台を回復。その後1万円を下値に小さなレンジでのもみ合いを続けている。もう一段上上昇するには、さらなる買い材料が必要な雰囲気だが、今のところそれが出てくるような雰囲気は見られない。

年度末に向けてポジション整理の売りと、権利確定の買いが錯綜する中、どのような値動きを示すことになるのか。今後の動向が気になるところだ。

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