【更新】ギリシャ問題で市場は落ち着きを取り戻しつつ…海外投資家、11週連続の買い超し(12/03/15)

2012/03/15 19:30

東京証券取引所は2012年3月15日、2012年3月5日から3月9日(3月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は4兆2728億4350万3000円なのに対し、買い総額は4兆3119億1188万1000円となり、差し引き390億6837万8000円の買い超しとなった。これは先週から続いて11週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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3月5日から3月9日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7453億7079万1000円/6335億3574万4000円(1118億3504万7000円売超)
・個人……1兆2054億2656万7000円/1兆1266億8327万9000円(787億4328万8000円売超)
・外国人……4兆2728億4350万3000円/4兆3119億1188万1000円(390億6837万8000円買超)
・証券会社……1046億9986万4000円/992億8814万4000円(54億1172万0000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

2月6日-10日……960億7095万6000円買超
2月13日-17日……2362億8199万3000円買超
2月20日-24日……654億2726万1000円買超
2月27日-3月2日……1382億2091万1000円買超
3月5日-3月9日……390億6837万8000円買超

【国債・公債のデフォルト確率上位国をグラフ化してみる(2012年3月15日版)】にもある通りギリシャへの第二次支援策に絡む状況の混乱は山場を超え、CDSは発動扱いとなったものの大勢には影響を与えない観測で、市場はやや落ち着きを取り戻しつつある。とはいえ、入札の3月19日以降までは油断は禁物であり、また経済状態そのものが安定化に向かう保証・道筋はどこにも無く、厳しい状況は続いている。

該当週の日経平均株価は3月7日を底値に再び上昇。3月9日には一時的に1万円に手が届いた形となった。この勢いはややもみ合いを挟みながら現時点まで継続しており、今しばらくは継続する期待が寄せられている。とはいえ上昇材料はドル高とギリシャ債務問題という、いずれも外部要因のものであり、国内景気によるところでは無いのがやや心もとない。

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