【更新】「春先上昇」のタイミングもいつもとは異なる?…海外投資家、9週連続の買い超し(12/03/01)

2012/03/01 19:00

東京証券取引所は2012年3月1日、2012年2月20日から2月24日(2月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆7022億4542万2000円なのに対し、買い総額は3兆7676億7268万3000円となり、差し引き654億2726万1000円の買い超しとなった。これは先週から続いて9週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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2月20日から2月24日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6902億9979万6000円/5499億3848万5000円(1403億6131万1000円売超)
・個人……1兆4334億6441万6000円/1兆3562億7251万1000円(771億9190万5000円売超)
・外国人……3兆7022億4542万2000円/3兆7676億7268万3000円(654億2726万1000円買超)
・証券会社……1195億5009万5000円/1129億6495万4000円(84億8514万1000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月23日-27日……449億6504万7000円買超
1月30日-2月3日……233億1360万3000円買超
2月6日-10日……960億7095万6000円買超
2月13日-17日……2362億8199万3000円買超
2月20日-24日……654億2726万1000円買超

ギリシャへの第二次支援周りの状況が好転するにつれ、欧州債務問題の懸念も沈静化し、ユーロのレートが安定。さらには円安が進むに連れて株価も上昇。他の諸地域での市場も堅調な動きを見せ、東京市場もそれにならう形で大きく買い進まれている。それなりにではあるが出来高を伴った上昇傾向なだけに、安心感を覚えた投資家が追随し、さらに値を上げている感はある。

日経平均株価のチャート的には非常にきれいな上げ基調なのだが、同時に過熱感への警戒心も強まりを見せている。現在進行週では頭打ち感とも読める値動きをしており、やや懸念を覚える面も。

間もなく年度末を迎えるが、例年ならば年度明け以降ゴールデンウィークまでは順調な値動きを示すことが多い。今年は出だしがずれていたこともあり、「春先上昇」のタイミングもいつもとは異なるのだろうか。

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