次世代機、どれが欲しい? アメリカでのゲーム専用機「次の新機種」需要動向

2012/02/26 06:50

Wii Uアメリカのニールセンが2012年2月15日、子供をメインターゲットとした、同国内での家庭内におけるゲームの浸透普及を確認するレポート「US Gaming: A 360o View」を発表したが、そこには直近も含めた、この数年に渡るアメリカの家庭内でのゲーム機や携帯電話なども含めた機器の、普及・利用状況が複数視点で描かれている。今回はその中から、「主要据え置き型ゲーム専用機の『次世代機』への需要動向」を見て行くことにする。

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今調査はニールセンの調査パネル(調査専用の登録者集団)によるもので、2012年分のデータは1月11日-17日、2011年分では2011年10月13日から17日にかけて行われ、集計された。また対象年齢は18歳以上で人数は2000人以上、「ティーン」は13-17歳で700人以上、「キッズ」は6-12歳で、かつ保護者同伴によるもので300人以上を対象としている。男女比は1対1。各調査年の結果はそれぞれの年の直近における国勢調査の結果を元に、ウェイトバックが行われている。

先に【最新ゲーム機56%・iOSモバイル39%…米世帯でのゲーム用機器普及動向】で記したように、Wii・Xbox360・PS3に代表される最新の据え置き型ゲーム機を保有している世帯は過半数に届いている。

↑ 米世帯単位でのゲーム機・関連機普及率(2012年Q1)
↑ 米世帯単位でのゲーム機・関連機普及率(2012年Q1)(再録)

それでは今後発売される予定の「次世代機」への需要はどのような具合になっているのだろうか。現時点で最新世代機のWii、PS3(プレイステーション3)、Xbox360のいずれか一つ以上を持っている人に、それぞれの機種の次世代機に相当する端末を掲げ、「購入することに興味があるか」を聞いた結果が次のグラフ。全体では7割強-8割弱が、それぞれの次世代機に興味があり、欲しいと考えている(2011年10月時点での質問であることに注意)。

↑ 次世代機に対する購入意欲(購入に興味がある人の割合)(米、2011年Q4、13歳以上)
↑ 次世代機に対する購入意欲(購入に興味がある人の割合)(米、2011年Q4、13歳以上)

最新世代機保有者別でみると、当然ながら保有機種の次世代機にあたる機種への需要が高い。しかしXbox360とPS3はそれぞれの機種以外の次世代機にはさほど興味を示さないのに対し、Wii保有者はWii以外の次世代機にも高めの興味を抱いているのが分かる。

また男女別では、男性と女性でまったく逆の動きを見せている。すなわち男性はPS>>Xbox>>Wii Uで、女性はPS<<Xbox<<Wii Uという具合。女性の方が任天堂周りへの信頼感・安心感が強いのだろうか。あるいは自分自身だけでなく、保護者として子供と共に遊ぶことを考え、Wii Uに強い関心を抱いているのかもしれない。

Wii Uそれが分かるのが「12歳以下の子供がいる保護者」の動向。この項目の動きは、ほぼ女性と同じ形となっている。当サイトの「ゲームランキング」の記事でしばしば「年末年始は安定・安心感のイメージが強い任天堂タイトルが良く売れる」などの表現を用いるが、その安心感が、特に子供を持つ女性に受け入れられているものと思われる。

とはいえ、PS・Xboxの次世代機はもちろん、Wiiの後継機Wii Uですら、今の時点で分かっている事は多くない。これから公開される情報(特に価格)で、今回の「購入意欲」も大きく左右されるに違いない。一方で「今持っている機種の後継機が欲しくなる」という、いわば携帯電話の買い替えと同じような事象・傾向は大勢として残るのだろう。

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