Facebookページの登録数、30-40代は多めの傾向

2012/02/21 06:50

ユニクロのFacebookページに「いいね」ニフティとコムニコは2012年2月13日、@niftyのインターネット接続サービス利用者を対象にした、Facebookの利用調査結果を発表した。それによると調査母体のうちFacebook利用者において、企業やブランドが展開する「Facebookページ」(旧「ファンページ」)に「いいね!」ボタンを押してファンになっている(=登録した)人は約4割強であることが分かった。2割強は3個以内に留まり、「数は分からない」とする意見も4%にのぼる。登録数では30代-40代が多めで、ファンになった最大の理由としてはほとんどの世代で「元から好きな企業、ブランドだった」がトップについている(【発表リリース】)。

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今調査は2012年1月6日から1月16日にかけて、@niftyのインターネット接続サービスを利用している人に対してインターネット経由で行われたもので、予備調査における回答者数は106万0506人。そのうちFacebookの利用経験ありと回答した1万1553人に本調査が行われている。男女比率は非公開。

今調査母体(予備調査段階)のうち、Facebook利用率は1.09%。各世代別区分では、40代の利用回答率がもっとも高い結果が出ている。

↑ 各世代「Facebook利用」回答率
↑ 各世代「Facebook利用」回答率(再録)

それではこの利用者のうち、企業やブランドが提供しているFacebookページ(旧「ファンページ」。【Facebookのファンページを創ってみる】などで解説しているが、Facebook内にブログ+掲示板+その他マルチメディア的な切り口で情報提供が出来る「場」「コミュニティ」「ポータル」が作れる仕組み。旧名通り「ファンの集い」的な場所。管理人以外はこのページに対し「いいね!」を押すことで参加を表明し、コンテンツの多くに参加・利用が可能となる)に登録している人はどれくらいいるだろうか。登録している人の、登録数はいかほどだろうか。

↑ Facebookでファンになっている企業・ブランドページ数
↑ Facebookでファンになっている企業・ブランドページ数

ウェイトバックがかけられていないので大きな意味は無いが、全体では55.1%が「ファンページへの登録無し」と答えている。むしろ注目すべきは世代別の動向で、傾向としては「20代そこそこ」「30-40代積極登録」「50代以降は歳と共に減少」の動きが見える。世代別Facebook利用率でも30-40代(加えて50代前半)の利用率は高めだったが、参加積極姿勢がそのままファンページへの登録数にも連動している感はある。

一方、ファンページに登録した理由としては、「元からその企業やブランドが好きだった」とする意見が最も多く過半数、次いで「商品やサービス関連の情報収集をするため」が35%で続いている。

↑ Facebook上で企業・ブランドページのファンになった理由(複数回答)
↑ Facebook上で企業・ブランドページのファンになった理由(複数回答)

「詳しい情報はFacebookページで」「キャンペーン情報はFacebookページで提供しています」と喧伝する企業も増えており、さらに「いいね!」を押して登録しないと主要な情報は手に入らない・サービスが利用できない仕組みになっている。これは多分に「囲い込み」を目的としたものだが、それが分かっていても欲しい情報があれば、ファンページに登録したくなる人も少なくない。

この動きを世代別に見ると、若年層ほど「元々ファンだった」とする意見が強いのが分かる。

↑ Facebook上で企業・ブランドページのファンになった理由(複数回答)(世代別)
↑ Facebook上で企業・ブランドページのファンになった理由(複数回答)(世代別)

「元から好き」「偶然キャンペーンで知った」は一様に若年層ほど高回答率を示しているが、「商品・サービス関連情報の収集」や「企業、ブランド提供のアプリ目的」「自分の会社、仕事に関係あり」などビジネスライクな目的では、比較的30-40代層の値も高い。登録ファンページ数と合わせて考えると、この世代は積極的にファンページを活用し、ビジネスなどの実用に役立てようとしているようすが見えてくる。



今回の一連の調査結果からは、30-40代、さらには50代前半層による積極的なFacebookへのアプローチがかいま見られる。デジタル系サービスの黎明期・立ち上げ期にはよくある傾向で、今後それらの層の口コミなどを経て、同一世代のライト層、そして上下年齢層の世代にも大きく広がっていくことになる。

社会文化や既存浸透コミュニティなどの状況から、世界各国における広がり具合と比べると足踏み状態にある日本のFacebook状況だが、これから少しずつ受け入れられ、普及率を高めていくのだろう。


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