【更新】ギリシャの第二次支援策の決定が大詰め…海外投資家、7週連続の買い超し(12/02/16)

2012/02/16 19:30

東京証券取引所は2012年2月16日、2012年2月6日から2月10日(2月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆3853億3525万3000円なのに対し、買い総額は3兆4814億0620万9000円となり、差し引き960億7095万6000円の買い超しとなった。これは先週から続いて7週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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2月6日から2月10日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7512億2252万6000円/7069億9494万9000円(442億2757万7000円売超)
・個人……1兆2222億5273万6000円/1兆1579億9754万0000円(642億5519万6000円売超)
・外国人……3兆3853億3525万3000円/3兆4814億0620万9000円(960億7095万6000円買超)
・証券会社……1096億8217万5000円/1082億5692万7000円(14億2524万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月10日-13日……1508億7252万0000円買超
1月16日-20日……1939億0089万4000円買超
1月23日-27日……449億6504万7000円買超
1月30日-2月3日……233億1360万3000円買超
2月6日-10日……960億7095万6000円買超

日経平均株価の動向で見ると、直近では昨年の下旬を底とし、何度か上下を繰り返しながら、1月の中旬以降は良い感じで上昇を見せている東京市場。今回計測週でも一日の上下幅は小さいものの、日に日に上昇する基調にあり、出来高もそれに伴って積み増しされている。チャートの形も一様に右肩上がりとなり、市場感も合わせて良い風が吹いている。

欧州の債務危機は根本的な事態解決策には至っていないものの、解決に向けて歩みを進めつつあるという期待感が高まっている。ギリシャの第二次支援策の決定が大詰めを迎えており、これが昨今の相場動向の大きな要因。ユーロも好転をしており、1月中旬の1ユーロ100円割れがほぼ底値の動き。債権リスクも先日のCPDの記事にある通り、欧州を中心にわずかずつではあるが低下しつつある。

計測週ではすでに節分に達したが、その後現時点でも市場感は上向き状態。例年の年末ラッシュが、2か月近く遅れてきたような雰囲気が続いている。現時点では続伸をしているが、このまま年度末まで走り続けられるのか、それとも失速するのか。今後とも注意深く見守る必要があろう。

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