auもiPhoneで奮戦…SBMが純増数でトップに(2012年1月末携帯電話契約数動向)

2012/02/08 06:30

電気通信事業者協会(TCA)は2012年2月7日、2012年1月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年1月末時点の携帯電話の契約数は主要3社合計で1億2225万1100件となった。これは前月比で0.4%のプラスになる。先月の記事でお伝えした通り、イー・アクセスでは月次データを今年から非開示としている。また、純増数ではソフトバンクモバイルが22万6600件の増加で、主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


2012年1月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話3社全体……1億2225万1100件
・事業者別
 NTTドコモ……5971万0200件(+8万5800)
 au(KDDIなど)……3447万9000件(+18万1100)
 ソフトバンクモバイル……2806万1900件(+22万6600)
 イー・アクセス……(非開示)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

2つめの「増減」グラフを見ればお分かりの通り、従来なら年度末に到来するセールスラッシュが、2011年では12月にも到来した。2012年1月はその反動もあり、各社とも「前月と比べて」大きく下げているのが分かる。

NTTドコモは先月の大躍進のトリガーとなったプレイステーションVitaによるプリペイド契約は堅調だが、従来型携帯電話の契約数が減るなど、厳しいかじ取りを強いられている。また昨今のスマートフォン絡みのトラブルも痛手のようだ。

KDDI(au)は学生向けの学割サービス内容を拡充し、さらに固定電話との連動契約で割引を行うサービスの開始、そしてiPhone 4Sの販売をますます積極展開することで数字を押し上げ。それにも増してソフトバンクモバイルでは各種キャンペーンの拡大化を図り、au同様番号ポータビリティ制度利用によるドコモからの流入者も受け止め、大きく飛躍した形となった。

昨今では各携帯電話会社も一にスマートフォン、二にスマートフォンの様相を呈しているが、同時に初期不良リスクの増加や、帯域の加速度的な利用増加でネットワークの「渋滞」が起き、アクセストラブルが多発するなど、一概に喜んでばかりもいられない。「売りっぱなし」ではなく、利用者の手元に届いてからの快適なサービスの提供のための、インフラ面でのさらなる尽力が求められる。

それと共に、【急増するスマートフォンのトラブル、国民生活センターが注意喚起】などの例にあるように、スマートフォンを一般携帯電話と同様に考えた利用者によるトラブルも増加の一途をたどる。各社とも単に売り抜けるのでは無く、利用スタイル・啓蒙の上でも使い手へのアフターサービスをどこまで充実させるかが、中長期的な契約数の積み増しにつながっていくことを再認識し、しかるべき対応を実践してほしいものである。


■関連記事:
【機種変はスマホ? 従来型?? 女性6割強は従来型を選択】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー