お薬と食物の「相互作用」に気を付けるには

2012/01/29 19:30

薬病気や発症予防などのために、お薬を常用している人も少なくない。しかし食べ物と服用する薬で、合わせ飲んではいけない組合せがある。グレープフルーツジュースやアルコールなどが顕著な例だが、それだけに限った話ではない。【米家庭医学会(AAFP:The American Academy of Family Physicians)】では【HealthDay】を介し、いわゆる「薬剤と食物との相互作用(drug-food interactions)」を避けるため、次のようなアドバイスを施している。

スポンサードリンク


・薬剤が入っているラベルや袋の注意書きを必ず読む。もし何か分からないこと、解釈違いのリスクなどを心配して不安を覚えたら、遠慮なく医師や薬剤師に相談する。

・処方薬はもちろん市販薬も、説明書やラベルに記載されている指示や注意書きに従って服用する。

・医師、あるいは薬そのものの特段の指示が無ければ、薬はコップ一杯の水と共に飲む。

・医師の指示が無い限り、薬のカプセルを開けたり、食品に混ぜたりしない。

・ビタミン剤を飲んでいる時は、同時に薬は口にしない。

・薬剤は温かい飲み物と一緒に服用しない。また、アルコールと一緒に服用しない。

薬同士、薬と食物の相互作用では、薬が効かなくなる・効きにくくなるだけでなく、逆に効果が出過ぎて副作用が発する場合もある。同一病院内なら別々の科で受診していても情報が統合管理されているので、相互作用が生じるような組合せの薬を渡される心配はまずないが、別々の病院に通っている場合は注意が必要。その旨をそれぞれの医師に話すことが肝要。

処方薬を渡される際に一緒にもらえる用紙処方薬は別途効用や注意書きをまとめた「渡す薬の内容」を記された書類を受け取ることになる。飲み合わせの問題で特に置きやすい事例は、医師や薬剤師もその旨伝えてくれるし、薬の受け渡しをする際に「何か変わったことは?」と聞いてくる。少しでも変化、気になることがあれば、遠慮なく問合せよう。

「ビタミン剤云々」の件は、特にその「相互作用」リスクが懸念される。例えば【東京都医師会・介護職員、地域ケア ガイドブック内「薬について」(PDF)】など、多数の専門機関が注意を促し、情報を配信している。「健康管理」「予備的に」との理由でビタミン剤を服用しているのなら、治療のために薬を飲んでいる間は、ビタミン剤の服用を休止するのも一つの手だ。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー