【更新】ヨーロッパの債務問題に進展アリ…海外投資家、4週連続の買い超し(12/01/26)

2012/01/26 19:30

東京証券取引所は2012年1月26日、2012年1月16日から1月20日(1月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆7940億5125万6000円なのに対し、買い総額は2兆9879億5215万0000円となり、差し引き1939億0089万4000円の買い超しとなった。これは先週から続いて4週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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1月16日から1月20日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4522億2133万2000円/4071億7203万5000円(450億4929万7000円売超)
・個人……1兆1422億1652万3000円/9436億3542万5000円(1985億8109万8000円売超)
・外国人……2兆7940億5125万6000円/2兆9879億5215万0000円(1939億0089万4000円買超)
・証券会社……955億9822万9000円/878億2128万0000円(77億7694万9000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

12月19日-22日……321億8489万7000円売超
12月26日-30日……889億4207万5000円買超
2012年1月4日-9日……432億4657万1000円買超
1月10日-13日……1508億7252万0000円買超
1月16日-20日……1939億0089万4000円買超

今回計測週は今年に入って初の、5営業日フルでの市場開場が行われた週となる。ヨーロッパの債務問題において、根本的な解決にはほど遠いものの、さらなる悪化を食い止められそうな雰囲気が広まったこともあり、出来高を伴う形で市場は高揚。日経平均株価を示すチャートも良い感じでマイナス傾向からプラス傾向に転じている(短期的に、だが)。出来高を伴う上昇で、市場参加者も安心している感は有る。

日本の市場動向を表す言葉に「節分天井、彼岸底」というのがある。過去の統計を見る限りでは、この格言はほぼ「当てはまらない」。だが、この時期に向けて株価が上がり始めると、「もしかして……」という想いが頭によぎるのは、一人二人ではあるまい。

とりあえず直近の節目は、日経平均株価9000円。ただし雰囲気だけで上昇した相場は、現実の材料でもろくも崩れ去る場合が多い。やはり裏付けとなる世界経済全体の立て直し、せめてその兆しを期待したいところだ。

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