ブログを一歩前進させる26のポイント
2012/02/13 06:55


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情報の引用をした場合、引用元の明記と、対象がインターネット上のものなら該当ページへのリンクを設定する。読者に確認の機会を与え、引用元にはさまざまな便益と「(記事を引用させていただきましたという意図への)気付き」を提供する。
2.「ハブ」としての構築
色々な事柄の中継地点、変換ポイントとしての役割を考える。一番の好例はリンク集やポータルサイト。世の中に提供されているもののの、手が出しにくい情報を流す「翻訳者」的な立場を目指すのも一つの切り口。
3.コメント
ブログの特徴の一つ。双方向性を発揮させる仕様として役立つ。コメントによる管理人との、あるいは他の読者とのやりとりは、ブログの利用頻度(再来場率)を高める。もっともスパム対策やアクセス負荷との間で、天秤をかける必要がある。
4.情報開示
(アメリカの制度に則った情報開示について語られているが、日本ではそこまで気にする必要は無い。もちろん相応の情報開示が行われていた方が、読者も安心して目を通せることはいうまでもない。自分自身が読者の立場にいる場合、管理者について一言も語られていないブログをどのように感じるか、想像すれば良い)
5.校正と編集
「印刷してチェックする」「少々時間を置いて見直す」「誰か別の人に見てもらう」「何度となく読みなおす」「音読する(自動音声出力ソフトを使い耳で聞く)」「スペルチェッカーなどで誤字脱字を確認する」「フォントなどを変えて読みなおしてみる」など、色々な視点で記事を読みなおす。【プロのような文章を書くための5つの「今日からできること」】や【上手に素早く、そして読み応えのある文章を仕上げる7つのポイント】なども参考に。
6.頻度
読者の信頼を得るブログ、読者が期待しているブログの更新頻度は「定期的」「それなりに高い頻度」。対象となるテーマにもよるが(例えば家庭菜園の実践レポートを半日単位で更新しても、ほとんど変化が無い)、それでも「定期的」な更新は読者を安心させる。

「釣り」や「あおり」では無く、純粋に喜びや驚き、注目を与えるような工夫をすること。記事テーマの選択内容、分析の仕方、まとめ方、表現方法、色々と切り口は存在する。
8.見出し
文中に小見出しを用意することで、内容を把握しやすくする(小見出しはその下に続く内容の主旨を表すものにする)と共に、読みやすさをアップさせる。
9.図解
「インフォグラフィック」と呼ばれる、図にたくさんの情報を盛り込んだ仕組みの採用。そこまで行かずとも、図解は読者の理解を容易にする。
10.比較記事
一つの事案に複数の視点からの解説、分析、解釈記事を書き、さらにそれぞれの相違を分析する。さまざまな読み方を読者に投げかけるトリガーにもなる。
11.キーワード
記事で訴えたい、スポットライトを当てたい単語に留意して記事作成を行う。タイトルにはもちろん、本文、小見出しなどにも「適切に」。
12.リンク
「1.」で示した通りリンクの適切な設定は、読者とリンク先の記事執筆者のためだけでなく、自分自身にも恩恵をもたらす。リンク先が自分のページなら、双方のページに直接プラスとなる。
13.携帯端末対応
【アクセス解析からモバイル浸透率の変化を探る】で示した実測値からも分かるように、モバイル端末からの利用者は増大中。専用ページの開設や対応は必要不可欠。
14.「数字」をタイトルに
記事タイトルに数字を含めると、印象度が強くなる。
15.内部タグの最適化
デザインの変更を繰り返していくうちに、余計なタグがゴミとして残っていることがある。徹底的にスリム化し、さらに案内用のタグ(ディスクリプションなど)を適切に記述することで、検索エンジンにも優しいブログとなる。
16.読者のツボを突く
読み手がどのような記事を読みたいのか、どのような情報を提示すれば「なるほど」「良かった」「面白い」と好感触を持つのかを考える。「ウケを狙う」では無く、「マーケティング」であることに注意。
17.問いかけ
時には読者に問いかけを行い、双方向のメディアであることを再認識させる。
18.読みやすさ
内容はもちろん、文字列としての文章構成、デザインなどの点で「読みやすさ」に留意する。
19.記事の定型化
一つのブログには似たようなテーマ、素材の記事が多くなる。書き方、話の流れ、さらには文中写真を入れる際のタグ様式などを定型化しておけば、読者は読みやすく、書き手は書きやすくなる。いわゆる「テンプレート化」。

こちらはそのまま「テンプレート」だが、ブログシステム上の「デザインを決定づけるテンプレート」を意味する。複数のブラウザでチェックするのを忘れずに。
21.情報の更新
ブログの特徴の一つは情報の集積化にあるが、それは同時に古い情報がそのまま残ることをも意味する。時代の流れと共に変化する内容の場合、逐次新しい情報を提供することで、読者の反復性をもたらす。
22.表記方法
直接対話で相手と語り合う場合、口調や声が大きな印象付けにかかわるように、ブログの場合には文章の言い回しや「てにおは」などが重要な要素となる。話し言葉、語りかけるように書き連ねるのも一つの切り口であるし、新聞記事のように文字を連ねて行くのも手法の一つ。
23.少数個人のためにではなく
インターネットが世界に向けて情報を発信するツールであることに留意する。ソーシャルメディア(ブログもその一種)利用者全般にいえることだが、読者や知人だけが読み手とは限らない。
(本文中ではさらに国を越えた一般化や、人称表記についても注意書きをしている。基本的に日本語表記ならば、そこまで注意する必要は無い。もちろん「日本語だから他言語圏の人は読んでいないだろう」と暴言・妄言を記すのは問題外)。
24.専門家の意見
自分より優れた、あるいは世間一般に知られている専門家へインタビューを行い、それを記事化する。ブログに信頼性を積み増し、権威づけにもなる。

自ら作成した、あるいは他人の動画をブログに利用する。動画はテキストよりも図解よりもより多くのインパクトと理解を提供しうる。
26.日々精進
ブログをベースにした表現方法、周囲環境は日々変化する。数年前まではここまでモバイル端末経由のブログ利用者のシェアが上昇することや、動画が使われることなど、ほとんどの人は想像できなかった。また、記述内容も時代の流れと共に映り変わる(21.でも記したが、分析結果が状況の変化で一変することなど、日常茶飯事)。
毎日が発見と開発への挑戦であるとの認識を抱く。ルーチンワークに追いやられる平凡な日々、単なる繰り返し作業の結果として生成されるだけのブログは、得てして面白味を欠いたものとなる。
多分に過去の記事で解説したことと重複しているが、改めて指摘されると「なるほど」と納得することも多い。ブログを持っている人は、もう一度「自分は大丈夫かな」とチェックすることをお勧めしたい。
■関連記事:
【ブログを盛り上げる13の方法+α】
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