新居住まいでついでに乗用車も・新車は14.2%、中古車は8.2%の世帯が購入

2012/01/25 12:10

自動車住宅金融支援機構は2012年1月12日、2011年における「住宅取得に係る消費実態調査」の結果を発表した。それによると住宅建築・新規購入で新居に入居した調査母体において、引っ越しの際に新車の乗用車を購入した世帯は14.2%に達していることが分かった。購入世帯の平均取得価格は約240万円となっている。一方中古車は8.2%の世帯が購入、平均取得価格は約86万円と、100万円を割り込む結果となった(【発表ページ】)。

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今調査は2010年11月から2011年4月までに住宅取得をした世帯に対し、2011年11月下旬にインターネット経由で行われたもので、有効回答数(世帯)は1575件。一戸建て・新築は560件、建売住宅は305件、新築分譲マンションは253件、中古住宅(戸建・分譲含む)は457件。

先に【カーテン、照明、エアコンに…引越し時に購入した耐久消費財は?】で解説したように、今調査母体では新居移転の際に購入した耐久消費財として「カーテン」「照明器具」「ルームエアコン」などが上位に挙がっている。

↑ 新規購入世帯比率(上位25位)
↑ 新規購入世帯比率(上位25位)(再録)

移動交通手段としては「自転車」が最上位で23.6%。乗用車は高額なこともあり、多くの世帯が容易に買いそろえるわけにもいかない。

それでは実際、今調査母体ではどれほどの世帯が、新居移転時に乗用車などの移動交通手段を調達しているのか。公開資料から該当項目のみを抽出して創ったのが次のグラフ。

↑ 交通関連の新規購入世帯比率
↑ 交通関連の新規購入世帯比率

↑ 交通関連の「購入世帯あたり」平均購入額(万円)
↑ 交通関連の「購入世帯あたり」平均購入額(万円)

全体で新車の乗用車購入世帯が14.2%なのは冒頭で触れた通りだが、「一戸建て・新築」では17.3%にまで跳ね上がる。多分に専用の駐車場も併設し、準備を整えた上でお気に入りの車種を……というパターンだろうか。新車購入率は「中古住宅」世帯がもっとも少なく、9.6%に過ぎない。

一方中古車では「建売住宅」「中古住宅」の比率が比較的高く、特に後者は新車とほぼ同じ率なのが確認できる。お財布事情で新車まで手が届かないが、自分の「足」は必要不可欠な事情がすけて見える。

各車両の価格だが、全体平均では新車241万8000円、中古車85万7000円。「新築分譲マンション」の価格がやや高めに見えるが、同項目の回答者が他項目と比べて少なめなこと(「新築分譲マンション」全体で253人。「乗用車(中古車)」の回答者は9人と試算できる)から、「ぶれ」が起きている可能性が高い。全体的には「新築移転時に購入する中古車は、80万円強が相場」と見て問題なかろう。

住宅の場所によっては、乗用車の保有が必要不可欠。住宅購入時の計画には、乗用車を初めとする各種耐久消費財の調達も考慮に入れ、試算をすることが望まれる。そして難しい話だが、ある程度の余力を持ってそろばん勘定をすべきだろう。


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