カーテン、照明、エアコンに…引越し時に購入した耐久消費財は?

2012/01/20 12:00

カーテン住宅金融支援機構は2012年1月12日、2011年における「住宅取得に係る消費実態調査」の結果を発表した。それによると住宅建築・新規購入で新居に入居した調査母体において、引っ越しの際にもっとも多くの世帯が購入した耐久消費財は「カーテン」だった。およそ3/4の世帯が、引っ越し時に新規購入したと答えている。次いで「照明器具」「ルームエアコン」「テレビ」が続いている。引っ越し先の世帯区分では、全般的に中古住宅への引っ越し世帯ほど、耐久消費財の新規購入を控える傾向が見受けられる(【発表ページ】)。

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今調査は2010年11月から2011年4月までに住宅取得をした世帯に対し、2011年11月下旬にインターネット経由で行われたもので、有効回答数(世帯)は1575件。一戸建て・新築は560件、建売住宅は305件、新築分譲マンションは253件、中古住宅(戸建・分譲含む)は457件。

新居を手に入れ引っ越しをする際、今まで住んでいた家からさまざまな家具用品を持ち運ぶ。しかし「持ち運びに苦労する、または良い機会なので買い替えるために廃棄や他人に譲渡し、新居で新しい物を買う」「新居生活を良い機会に(あるいは新環境で必要なため)新たに調達する」などの理由で、耐久消費財(長期間に渡って使われる商品)を購入する場合が多い。学生が一人暮らしを始める際、電化製品を一式そろえるのが良い例。

今件では直近で住宅取得をして引っ越した調査母体に、その引っ越しの際にどのような耐久消費財を購入したかを聞いている。最上位、つまりもっとも多くの世帯が買った耐久消費財は「カーテン」で、76.8%の値を示した。

↑ 新規購入世帯比率(上位25位)
↑ 新規購入世帯比率(上位25位)

ついで多いのは「照明器具」の60.9%、「ルームエアコン」の53.2%。いずれも日常生活では欠かせない日用品で、しかも住宅の形状によって利用できるサイズが異なるため、旧居のものが流用できない場合が多い。買い替えをせざるを得ないのも納得がいく。

一方51.9%を占める「テレビ」だが、他の上位品と比べると汎用性は高い。調査母体の引っ越し時期と、地デジの切り替えタイミング(2011年7月24日にアナログテレビ本放送を停波)が近いため、引っ越しに合わせてテレビを地デジ化したことが考えられる。

以下「応接セット」「絨毯・カーペット」「時計」などが続くが、汎用性の高い耐久消費財も上位に複数上がっているのが確認できる。住居の移転が耐久消費財の積極的な買い替えを促すことの裏付けといえよう。



やや余談になるが、調査結果には住宅種類別の値も記載されている。

↑ 新規購入世帯比率(住宅種類別、総合上位5位のみ)
↑ 新規購入世帯比率(住宅種類別、総合上位5位のみ)

「中古住宅」世帯では、他の世帯と比べて購入比率がやや低め。住宅取得費用そのものもやや値が低いことを考えると、少しでも出費を抑えるために旧居からの持ち込み率が高いことが想像できる。しかし「テレビ」だけは他の世帯とほぼ変わらない。地デジへの切り替えでテレビ番組が視聴できなくなることは、さすがに我慢できない、ということだろう。


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