家庭内のなら7割近く…小中高校生のパソコン使用状況をグラフ化してみる(2011年・青少年のインターネット利用環境実態調査版)

2012/01/23 12:10

内閣府が2011年10月31日に公開した、「青少年のインターネット利用環境に関する実態調査結果」では、現在の子供達と携帯電話、インターネットの関係の現状を垣間見ることができる。そこで【小中高校生の携帯電話保有状況をグラフ化してみる(2011年・青少年のインターネット利用環境実態調査版)】などをはじめいくつかの記事で、注目すべき部分を抽出してグラフを構築、内容を精査している。今回は「パソコンを使っているか、使っているのならどのような場面でなのか」について、見て行くことにする(【「2011年度版青少年のインターネット利用環境実態調査」も含めた一覧ページ】)。

スポンサードリンク


今調査は2011年6月9日から26日にかけて、層化二段無作為抽出法で選ばれた、同年8月末時点で満10歳から満17歳までの青少年、そしてその同居保護者それぞれ3000人に対し、個別面接聴取法によって行われたもの。有効回答数は青少年1969人・保護者2037人。人口比などによるウエイトバックは行われていない。

技術的、価格的ハードルの高さから、携帯電話と比べてハードルが高いように見えるが、パソコン(デスクトップ、ノート双方を含む)もまた、デジタル社会においては欠かせないデジタル機器の一つ。そして昨今ではインターネットのアクセスには欠かせない、窓口の一つでもある。そのパソコンを使っているか否か、使っているのならどのような場面でなのかについて、複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。自宅にパソコンがあり、そのパソコンを家族共有のものとして使用している事例が一番多く、全体の7割近くを占めた。

↑ あなたはパソコン(PC)を使っていますか(複数回答)
↑ あなたはパソコン(PC)を使っていますか(複数回答)

次いで多いのは「学校に置かれているパソコンを使っている」で、これが4割近く。上位2項目はいずれも「自分の所有物では無いパソコンを使う」事例で、その次にようやく「自分専用のパソコンを使っている」があるが、これはわずかに6.3%でしかない。一方で、所有権の有無や場所を問わず、パソコンを一切使っていない子供も15.4%確認できる。8人に1人は「パソコンとは無縁」という計算になる。やはり高校生までの調査母体では「自分のパソコンを持つ」状況は、少々ハードルが高いようだ。

今項目は2年分しか蓄積が無いものの、2010年分と比べると、「利用する項目」では押し並べてマイナス、使っていない項目ではプラスの動きが確認できる。動きそのものはごく微量なため、単なる誤差の可能性も否定できず、来年以降の調査結果を待ちたいところだが、やや気になるところではある。


■関連記事:
【パソコンの世帯主年齢階層別普及率をグラフ化してみる(2011年分データ反映版)】

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー