モバイル保有者の6割強がスマートフォンの世代も…アメリカのスマートフォン浸透率の推移をグラフ化してみる

2012/01/12 12:10

スマートフォンアメリカの調査会社ニールセンは2011年12月15日、アメリカのモバイル端末における利用状況をまとめた無料レポート【State of the Media: The Mobile Media Report】を公開した。そのレポートではスマートフォンの浸透を中心に、同国のモバイル市場が大きく変化をとげつつある流れを知ることができる。そこで今回から何回かに分けて、その内容を見て行くことにする。今回は世代別のスマートフォン所有率の変移についてである。

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今調査のベースとなる数字は毎月2万5000人・年間のべ30万人を対象にした、アメリカ国内における調査結果を元にしたもの。最新のデータは2011年第3四半期(Q3)時点のものとなる。

別調査機関によるものだが、アメリカでもスマートフォンの普及率はすでに4割に届いている(【欧米諸国のテレビや携帯電話、スマートフォンなどの所有率をグラフ化してみる】)。携帯電話そのものは約9割。

↑ 欧米諸国の主要メディア所有・利用性向
↑ 欧米諸国の主要メディア所有・利用性向(再録)

今調査では「世代別」の「モバイル端末所有者」に対する「スマートフォン保有者」の比率が調べられている。2年前は全体で18%だったものが、現在では44%。2年で2倍強の伸び率となる。

↑ モバイル端末所有者におけるスマートフォン所有比率(アメリカ)
↑ モバイル端末所有者におけるスマートフォン所有比率(アメリカ)

全体に対する携帯電話保有率が約9割だから、スマートフォンの「全体保有比率」は0.44×0.9=0.396で39.6%。先の約4割という値とほぼ一致する。

世代別に見ると、元々デジタル系では先端を行く世代となる若年-中堅層の所有率が高く、直近では18-34歳で過半数を示している。また、それ以外の世代でも55歳未満に限れば、すべて4割超え。唯一25%と4割未満の55歳以上世代でも、この2年で2.5倍に伸びた計算となる(携帯電話保有率そのものも増加しているので、スマートフォン保有「数」の伸び率は2.5倍を上回るはず)。

すべての携帯電話がスマートフォンに入れ替わることは、まずありえない。とはいえ、ほんの数年前まではモバイル端末全体において少数派だったスマートフォンが、絶対多数派となる日は、そう遠いことではあるまい。それと共にモバイル周りの市場動向も、大きな変化を遂げていくに違いない。

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