【更新】毎年恒例の「年末株価ラリー」は起きず…海外投資家、4週ぶりの買い超し(12/01/10)

2012/01/11 05:55

東京証券取引所は2012年1月10日、2011年12月26日から12月30日(12月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は1兆2779億6849万2000円なのに対し、買い総額は1兆3669億1056万7000円となり、差し引き889億4207万5000円の買い超しとなった。これは先週から転じて4週ぶりの買い超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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12月26日から12月30日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……2014億0787万5000円/2663億9216万9000円(649億8429万4000円買超)
・個人……5369億8631万0000円/4853億6201万1000円(516億2429万9000円売超)
・外国人……1兆2779億6849万2000円/1兆3669億1056万7000円(889億4207万5000円買超)
・証券会社……509億1756万6000円/476億7402万1000円(32億4354万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

11月28日-12月2日……776億6350万8000円買超
12月5日-12月9日……2736億8526万6000円売超
12月12日-16日……1524億4401万1000円売超
12月19日-22日……321億8489万7000円売超
12月26日-30日……889億4207万5000円買超

今回計測週では年末年始の休暇真っ盛り、さらに年末ということもあり出来高は低迷。株価低迷の一因でもある欧州債務問題は悪化の一途をたどり、ユーロも30日には一時的に100円を割り込む事態に発展している。株価が底上げされる要因は一時的な反動程度のものでしかなく、出来高の少なさと合わせ細かい値動きを続けるばかりとなった。特に27日は東証一部だけの出来高が8.1億株と、極めて閑散化した市場を象徴するレベルにまで取引は低迷している。そして結局のところ、毎年恒例の「年末株価ラリー」は起きずに1年は終わったと結論付けられよう。

2012年に入ってからもアジアでは相次ぐ噂話による株価・為替の乱高下、そして中東における政治的対立の高まりなど、きな臭い動きが相次いでいる。今年は去年以上に、株価に注視しなければならない一年となりそうだ。

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