米スマートフォンやタブレット機のアプリ、もっとも落とされているのは「ゲーム」

2012/01/10 12:10

スマートフォンでアプリ利用先日【テレビ視聴者は2.9億人…アメリカのメディア利用状況をグラフ化してみる】でアメリカの調査会社ニールセンが2012年1月6日に発表した、アメリカ国内におけるデジタル・映像系メディアの利用性向をまとめたレポート(インフォグラフィックス)のダイジェスト版について触れたが、この大本となる【インフォグラフィックス】には、アメリカのデジタル・映像メディア機器の現状を確認できる多彩な(主にニールセン調べによる)データが盛り込まれている。今回はその中から、スマートフォンやタブレット機のアプリに関するトレンドについて触れることにする。

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スマートフォンやタブレット機を使い勝手の良いデジタルツールたらしめるのが、多種多様なアプリ(ケーション)の存在。ダウンロードしたアプリ次第で、ゲーム機として、ナビゲーションシステムとして、ミュージックプレイヤーとして、SNSや新聞へのアクセスを容易にできる購読ツールとして、オンラインバンキングの端末として、そして電子書籍リーダーとして使う事が出来るようになる。

今調査ではスマートフォンやタブレット機利用者のうち、過去一か月間に何らかのアプリをダウンロードした人に対し、そのアプリの種類、そして料金周りについて聞いたもの。もっとも多くの人がダウンロードしていたのは「ゲーム」で、約7割に及んでいた。

↑ 過去カテゴリダウンロード率及びアプリの課金属性(過去30日間にアプリをダウンロードしたことがあるスマートフォン・タブレット利用者限定)(米、2011年Q3)
↑ 過去カテゴリダウンロード率及びアプリの課金属性(過去30日間にアプリをダウンロードしたことがあるスマートフォン・タブレット利用者限定)(米、2011年Q3)

次いで多いのは「地図やナビ」。スマートフォンなどの機動力を活かしたアプリとして、誰もが一度や二度ならず使用した経験があるはずだ。さらに「音楽」「SNS」とエンタメ系のアプリ利用が続く。

創り手側には利用カテゴリと共に、あるいはそれ以上に気になるのが、有料アプリか否か。有料アプリのみと回答した人はいずれのカテゴリでもごく少数で、かろうじて「音楽」で少々高めな値が出ている程度。「好みのアーティストの曲をCD購入感覚で買う」というスタイルがある程度浸透しているから、そしてiTuneなど「対価を払って利用する仕組み」が汎用化しているのが数字として表れている。

それでも多くの人は「無料しか使わない」「無料と有料の双方を使う」と答えており、いくらモバイル端末によるアプリ利用者が多くとも、ダウンロード時に支払いをする人はさほどの数ではないことが分かる(見方を変えれば「各カテゴリの有料アプリ”も”」落としたことがある人は半数前後、ということになるが)。

なお元資料では「利用者の51%は、無料でサービスを利用できるのなら、広告が表示されても気にならない」と答えているとのこと。広告露出の度合いにもよるが、ある程度の割り切りが出来ている、と考えてよさそうだ。


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