独身が想う「結婚で得たいもの」トップは「精神的支え・安心感」そして「夫婦のきずな」・でも男女別では……?

2011/12/28 12:10

結婚ライフネット生命保険は2011年12月26日、「結活」に関する調査結果を発表した。それによると結婚願望がある20-40代の未婚男女からなる調査母体においては、「結婚することで得たいもの」の最上位として「精神的な支え・安心感」がついていることが分かった。8割以上の人が同意を示している。次いで「夫婦のきずな」「話し相手・相談相手がそばにいること」などが続いている。男女別に見ると、「老後の安心」「経済的安定」など現実的な観点で、女性が男性を大きく上回っているのが確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2011年9月15日から20日にかけて、20-40代の結婚願望がある未婚の男女に対し、携帯電話を経由したインターネットリサーチにて行われたもので有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は20・30・40代でほぼ均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

結婚願望がある調査母体に、なぜその願望があるのか、結婚することで何を得たいか・得られると思っているのかを、複数回答で聞いたところ、もっとも多くの同意を得られた項目は「精神的支え・安心感」だった。全体で83.1%の人が同意を示している。

↑ 結婚することで得たいもの(複数回答)(結婚願望のある20-40代未婚者対象)
↑ 結婚することで得たいもの(複数回答)(結婚願望のある20-40代未婚者対象)

上位項目としてはトップの「精神的支え・安心感」から20ポイントほど下がるものの、「夫婦のきずな」「話相手・相談相手がそばにいる」「自分の子供」が6割前後の回答率で続いており、主に精神的な面での充足を求め、結婚願望を抱いている状況が分かる。

これは以前【独身者が想う「結婚の利点」って何だろう(2010年分反映版)】で解説した厚生労働省の出生動向基本調査の結果とほぼ一致しており、「結婚」という社会上のシステムが単に「経済活動の安定化を求めた世帯の構成」や「子孫を残すための低リスクなグループの創造」だけでなく、「男女間の精神的なつながりによる、心の安定」を与えるための、精神的充足を得るためのものであることを再認識させてくれる結果といえる。

一方でこの結果を男女別で仕切り直すと、全体像とはまた違った一面を知ることができる。

↑ 結婚することで得たいもの(複数回答)(結婚願望のある20-40代未婚者対象)(男女別)
↑ 結婚することで得たいもの(複数回答)(結婚願望のある20-40代未婚者対象)(男女別)

男性においては「自分の子供」「周囲からの評価」「社会的信用」など世間体と浅からぬ関係がある項目で、女性より高い値を示している。また女性は「老後の安心」「経済的安定」など金銭面でのメリットを強く認識しており、特に「経済的安定」では男性の3倍以上・女性内順位では第2位の数字が確認できる。

基本的に結婚に対しては「心のつながり、安定」という精神面でのメリットをイメージしつつも、男性は世間体・女性は経済的支えを重要視している。この点が、男女の結婚観の微妙な違いなのかもしれない。

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